駆堂アンヤの友達は。 (ページ3)

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GAME01． ANIMAL EYES ページ3

Aside

A「ナカゲノム実況パート76！ご視聴ありがとうございました！

　それではまた次の動画でお会いしましょう！じゃーね！」

終わっちゃった～今日も楽しかったなぁ…

今日は風邪で学校は休んじゃったけど…

明日は行けるといいな。…ん…？

-おめでとうございます！

選ばれしカリスマ実況プレイヤーの貴方に

『ナカノヒトゲノム』クローズドステージの

プレイ権限を与えます

なお、この権限は放棄・譲渡等できません

これよりお迎えにあがります-

…選ばれしプレイヤー…？

オレが？…まぁ、いっか。楽しそうだし！

アンヤとプレイしたいなぁ…アンヤのとこにも来てないかな？

ｯｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ

…あーやっぱ熱っぽいな…もう寝よ。

明日はアンヤと遊べますように！

―――――――― ――――

A「んぅ…？ここ、どこ…？」

頭痛い…すごいボーッとする…

ﾊﾟｶ「おはようございます。霧海様。」

A「どちら、さまですか…？」

アルパカ…？…てかここ、ホントにどこ…？

ﾊﾟｶ「ノン。13番街担当パカでございます。

　ここはナカノヒトゲノムリアル実況の世界。

　他の皆様は第一ステージプレイ中でございます。

　しかし、霧海様は体調を崩しておられるようでしたので。

　左腕、見えるでしょうか？」

何これ…？ん…数字…

ﾊﾟｶ「体表型カウンタです。」

A「再生、数…？」

ﾊﾟｶ「正解でござます。では、単刀直入に申し上げます。

　貴方方がここでなすべきことはただひとつ。

　そのカウンターを一億までまわすこと。すなわち、

　『ナカノヒトゲノム』リアル実況において

　再生数一億ビューを達成すること。

　なお、プレイ期間は無限にございます。

　体調が回復次第、霧海様もご参加いただきます。

　どうか死ぬ気で実況してくださいませ。」

リアル実況…楽しそうな響き…

でも、もしかしたらここに、兄ちゃんがいるかも…！

だけど…キモチワルイ…

A「は、い…頭、痛いです…」

ﾊﾟｶ「ゆっくり、お休みくださいませ。」