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ｶｲｺｸside
ｶｲｺｸ「ただいまでぇ。」
ﾋﾐｺ「鬼ヶ崎さん、Aさんは…
ｶｲｺｸ「大丈夫でェ。寝てるだけだから。また頭痛がしたみてぇだな。」
…Aの記憶の話…するべきか、しないべきか。
どっちが正しいのかなんて分からねぇ。
けど、そういうことはあんまり他人に言われたくないことだと思う。
Aが、自分から言うまでは。
ﾕｽﾞ「カイさん、帰って来て早々悪いんだが用心棒を頼めるかい？
部屋に荷物を取りに行きたい。ザッくんたちには別のお願いをしたんだ。」
ｶｲｺｸ「ああ。お安い御用でェ。」
――――――――――――
A「ん…カリンちゃん…？」
ｶﾘﾝ「起きたのね。心配したのよ？」
A「ごめんね、カリンちゃん。ヒミちゃんも、ごめん。
アンヤは寝ちゃったか…不眠症…聞いた？」
ﾋﾐｺ「はい…」
ｶﾘﾝ「ユズ先輩が言ってたわ。って、今はあんたのことを、
A「うん。心配してくれたのは、ありがとう。でも、大丈夫っぽい。
原因は分かんないんだけどね〜ま、大丈夫。
でもアンヤには言わないでね。アンヤに怒られちゃう。」
ｶﾘﾝ「怒られちゃうってあんたね…」
ﾋﾐｺ「あ、お夜食食べますか…？パンですけど…」
A「食べる！ありがと、ヒミちゃん。あ、でも食べたらまた寝てもいい？」
ﾋﾐｺ「え？はい、大丈夫ですよ。起こすのは…
A「明日の朝でお願い！なんか眠いんだよね〜」
ﾋﾐｺ「分かりました…！」
A「じゃあ、おやすみ〜」
ｶﾘﾝ「食べるの早過ぎじゃない！？」
ﾋﾐｺ「もう寝てしまいました…」
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作者名：美術部 | 作成日時：2020年7月7日 21時
