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Aside
A「お待たせ〜！鍵借りてきたよ！」
ｱｶﾂｷ「おお！ありがとうございます！」
A「じゃ、オレは校舎の探検いってくるな！」
ﾋﾐｺ「えっ、一緒に作らないんですか？」
A「ん〜だって、音楽室の鍵も借りてきたんだよ！
絶対いろんな楽器あるじゃん！」
ﾕｽﾞ「Aは本当に音楽が好きだニャー」
A「うん！じゃあ、ムラサキ頑張ってね！相手のことを思えば絶対、
絶対にその思いは届くから！後で様子見に行くからね！」
ﾑﾗｻｷ「はい…おっとさん、ありがとうございますぅ」
―――――――― ――――
〜♪〜
A「ここの楽器、ちゃんと手入れされてて引きやすいなあ…」
「キャー！」「上手〜！」「かっこいい〜！」「同性でも惚れる〜！」
A「え、あ、ありがとう！」
…同性じゃないんだけど…？あ、でも、男って言ったら追い出されちゃうし…
ま、いっか！この子たちはオレのこと何にも知らないんだもんね。
「コレ食べて〜！」「ズルい！私のも食べて〜！」
A「ありがとう！」
「キャー！」「名前なんて言うの〜？」「転校生〜？」
A「うん、そうだよ！名前は内緒〜♪」
名前言ったら男ってバレちゃうしね！
ん〜どうしよう！お菓子こんなに貰っても困る…
まあ、いっか！カリンちゃん、甘いもの好きだよね？
皆と食べよ！皆と言えばそろそろ行ったほうがいいかな？
A「ごめんね〜、友達待たせちゃうからもう行くね！」
「またね〜！」「また聞かせて〜！」
A「うん！また会えたらいつでも言ってね！」
ん〜どこにいるだろう？結構音楽室で過ごしちゃったから
もう源氏先生のところに行っちゃったかな？
A「ねえ、源氏先生ってどこにいるか分かる〜？」
「源氏先生〜？」「多分理科室だよね〜？」「今の時間ならそうじゃないかな」
A「そっか〜！ありがとう！」
それにしても…皆、麻呂眉でかわいいなぁ〜小動物みたいな！
A「あっムラサキ！上手くできた？渡せた？」
ﾑﾗｻｷ「はい〜」
ｶﾞｯ ｶﾞｯ
A「…おっきい音するね。」
ﾑﾗｻｷ「はい〜あ、開けてみますぅ」
A「そーだね！」
ｶﾞﾗｯ
源氏「見たね？…余の恥ずかしいところ、見たね？」
A「っムラサキ、下がって！」
ﾑﾗｻｷ「あっおっとさん！」
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作者名：美術部 | 作成日時：2020年7月7日 21時
