149 ページ49
しばらくし、何とか外に出ると、
信「...」(唖然)
『......包雷...』
そこには驚きの光景が。
『昌平君か。』
信「えっ!?」
少しすると、昌平君が戎翟公の首をとってしまう。
信「なっ...」
『...』
介億「反乱軍の将 戎翟公の首っ、秦軍総司令 昌平君御自ら討ち取ったぞォ!!」
『...』
介「勝鬨だァ!!!」
秦軍から、大歓声が上がる。
敵が敗走して行く。
信「A!行くぞ!!」
『え、うん。』
馬を走らせる。
『(あぁ...)』
信「昌文君!」
『ぶんくーん』
信「政の加冠の儀は!?」
文「......」
信「昌文君!!」
文「大丈夫だ。少々せかしたが、最後まで正式に執り行われた。」
信「...じ、じゃあ...」
『...』(ホッ
文「...」
平「咸陽の窮地も脱し、反乱の罪は呂不韋にまで追求される。」
『へーくん』
平「昌を付けてください昌を。
...つまりこれで、呂不韋は "失墜" する。」
信「!......一つ、聞いてもいいか?昌平君。」
平「?」
信「あんた何で呂不韋を裏切ったんだ?」
『!』
「!」
平「私も、中華を統べることを夢に描く男の一人だ。」
信・文「「えっ...!?」」
『...』(ポカン
平「そして、現秦王はその夢を預けるに足る器の王だからだ。」
信・貴「『!』」
信「...」
介「一番気をもんだのは家臣の我々だ。」
信「介億」
介「だが我らが主は、全てを失う覚悟で、大王の下へ動かれたのだ。」
貂「...」
『...』
信「...へっ、だろうな。
今回はマジであんたに救われた。秦王に変わって礼を言うぜ、昌平君。」(拱手)
『同じく』(拱手)
平「!」
信「ま、蕞あたりからあんたは敵って感じはしてなかったけどな。こっから宜しくな。」
そこから少し話し、最後に、昌文君から、
呂不韋との長き戦いにおける、大王の完全勝利だと言う。
王騎「ンフゥ、何よりですねェ。」
『父上!』
信「王騎将軍!」
平「王騎将軍...合わせてくださってありがとうございました。とてもやりやすかったです。」(拝手)
王騎「いえいえェ。」(拱手)
『......久しいな、廉頗。』
廉頗「!おぉ!覚えておったか!!」
『...まぁ。』
廉頗「ヌハハ、うぬからお預けにされた話を聞きに王騎の元へ行ったら、戦線を退いたはずなのにこれから出ると言うからのォ。驚いたわ!」
王騎「コココ、危機でしたからねェ。」
60人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
宵桜の館(プロフ) - 花奏さん» なんとなぁくwそう呼ぶ人いないだろうなと思ってww (2021年11月1日 12時) (レス) id: 7497236953 (このIDを非表示/違反報告)
花奏 - 昌平君からの「啓」「楚子」呼びの許可(?)…!!介億も吃驚してる…私もびっくり…そしてにこにこ…。昌平君とタメ口で話せる世界線、、。生まれる世界線間違えた…(´・ω・`) (2021年10月31日 22時) (レス) @page50 id: 62247007d8 (このIDを非表示/違反報告)
花奏 - ぶんくんかと思ったら今度は昌平君を「へい」…!にまにましてしまいましたww (2021年10月31日 22時) (レス) @page50 id: 62247007d8 (このIDを非表示/違反報告)
高木 - いえいえ、此方こそありがとうございますʅ(◞‿◟)ʃ (2021年10月31日 11時) (レス) id: 1b00569172 (このIDを非表示/違反報告)
宵桜の館(プロフ) - 高木さん» こちらこそありがとうございます!!へいwありがとうございますww (2021年10月31日 10時) (レス) id: 7497236953 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:宵桜の館 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Yozakura_hmp/
作成日時:2021年10月12日 9時