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その日の夕方、目が覚めるA。
『...』
松「あ、起きた!!」
『!』
信「A」
『...久しぶり。』
信「いや結構頻繁に会いに来てたからな。」
『そうなんだ』
松「そーそー。良かったぁ。無事目が覚めて。」
『うん。』
瘣「どこが痛むところはあるか?」
『...肋の辺りが少しね...』
貂「肋...折れたって聞いてるけど...」
『...折れた肋が、近くの筋肉に刺さってるんだ。』
信「ひぇ...」
松「痛い...」
『もう一月もあれば治る。』
瘣「そうか...無理するなよ。」
貂「悪化すっからな。」
『うん。』
松「...あんまり深く眠れてないね?」
『!』
瘣「うっすらだが、隈が出てるな。」
松「よ〜し、久々にお兄さんが膝を貸しちゃーう!」
信「おっさんだろ」
松「まだお兄さんでいけるw はい、おいで〜」
Aが、松左の膝に寝転ぶ。
松「かわい〜」
実「...」(汗)
信「俺でも良いんだぞ〜、A〜」
『う〜ん...』
信「ビミョーな返事ww」
『...怪我に気を使って眠りが浅いのもあるんだけどさ、』
実・信・松・瘣・貂「「「「「!」」」」」
『何か、変な...夢?みたいなのを見る。何故か、意識がハッキリしてて...』
信「...」
実「...」
『失明前の...お館様...?』
実「!?」
信「!」
松「...?」
『...がね、優しい顔で言うんだ。
"私の事は、叔父と呼んでくれていいんだよ。Aは私の"
って、そこで止まるんだ。』
松「叔父...?」
信「...」
瘣「叔父...」
貂「それって、Aがそのお館様?の姪ってことじゃ...」
実「っ...」
『...私が?お館様の?』
信「そのお館様は、鬼殺隊士の事を "子供" って呼んでたんだろ?
Aだけ子供じゃなくて姪ってのは、おかしいんじゃないのか?」
『確かに...うっ』(ズキン
松「!!」
頭が痛む。
松「...今はとりあえず、深く考えずに眠っちゃいな。」(ナデ
『...うん。』
少しして、Aが眠る。
実「」
信「...何か知ってんだろ。」
実「...あァ。聞いてる。お館様からな。」
瘣「話さないのか?」
実「話さないといけねェとは思ってる。」
貂「なら、Aが起きたら話しちまえよ。オレとか、話についていけないけど、信はついてけんだろ。」
信「まぁ...」
実「...おう。」
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宵桜の館(プロフ) - 花奏さん» なんとなぁくwそう呼ぶ人いないだろうなと思ってww (2021年11月1日 12時) (レス) id: 7497236953 (このIDを非表示/違反報告)
花奏 - 昌平君からの「啓」「楚子」呼びの許可(?)…!!介億も吃驚してる…私もびっくり…そしてにこにこ…。昌平君とタメ口で話せる世界線、、。生まれる世界線間違えた…(´・ω・`) (2021年10月31日 22時) (レス) @page50 id: 62247007d8 (このIDを非表示/違反報告)
花奏 - ぶんくんかと思ったら今度は昌平君を「へい」…!にまにましてしまいましたww (2021年10月31日 22時) (レス) @page50 id: 62247007d8 (このIDを非表示/違反報告)
高木 - いえいえ、此方こそありがとうございますʅ(◞‿◟)ʃ (2021年10月31日 11時) (レス) id: 1b00569172 (このIDを非表示/違反報告)
宵桜の館(プロフ) - 高木さん» こちらこそありがとうございます!!へいwありがとうございますww (2021年10月31日 10時) (レス) id: 7497236953 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:宵桜の館 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Yozakura_hmp/
作成日時:2021年10月12日 9時