103 ページ3
『騰達には話さないで。信にも、御神隊にも。』
王騎「...分かりました。ただ、無理はし過ぎないでくださいね。」
『...善処する。』
実「善処...」
王騎「身体を壊してしまっては元も子もありませんよォ?」
『う...』
王騎「無理をするなとは、言えません。ただ、し過ぎるのはいけませんよォ?」
『...うん。』
王騎「ンフフ、駄目だと思ったらすぐに帰ってらっしゃい。」
『...うん。』
実「...」(ホッ
次の日からは、山で鍛錬。
実「罠だらけじゃねェかァ...」
『しかもレベル分けしてある。』
実「流石だなァ...俺が行けないレベルもありそうだ。」
『あると思う。私でもキツいのあるし。』
実「そりゃ無理だわァ...」
山篭りでの鍛錬を開始。
王翦から貰った山に屋敷を二つ建て、他は罠だらけ。
屋敷は麓と頂上にあり、どちらも藤の木に囲まれている。
Aと実弥、鬼殺隊の柱二人がかりでの御神隊強化。
全集中・常中を会得していても、やはりめちゃくちゃキツイとか。
身体的な強化はもちろん、軍事面での強化も行う。
全員が、極めて優秀な軍師として動ける程に。
途中、数日の休みも入れながら。
そんな休みの時
『王宮行ってくる。』
実「俺も行っていいかァ?」
『うん。』
実弥と王宮へ行くことに。
Aは軽い正装に面布、実弥は軽い正装(←買っておいた)で。
咸陽の王宮に着き、日傘を差して歩き出す。
平「!こんにちは、王華殿。」
『...こんにちは。』
実「こんにちはァ。」
平「そちらの方は...?」
『...私の兄のような存在。』
平「...はい?」
『...御神隊の副長 兼 教育係。一番私に近い実力を持つ。』
平「あぁ、そうなのですね。私は秦軍総司令の昌平君です。」
実「あ、あぁ...俺は不死川実弥だァ...」
平「不死川が苗字、実弥が名前ですか?」
実「おう。」
平「分かりました。大王様に会いに来られたのですか?」
『...』(チリッ
平「それでしたら、あちらへ。奥の方の部屋にいらっしゃるはずです。貴女ならば気配で分かるかと。」
『...うん。ありがとう。』
平「いえいえ。それでは、失礼致します。」
『...うん。』
昌平君が行く。
Aと実弥は、昌平君が言っていた方向へ歩いていく。
すると、何やら正面から歩いてくる人達が。
?「...おや?」
『...?』
実「?」
60人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
宵桜の館(プロフ) - 花奏さん» なんとなぁくwそう呼ぶ人いないだろうなと思ってww (2021年11月1日 12時) (レス) id: 7497236953 (このIDを非表示/違反報告)
花奏 - 昌平君からの「啓」「楚子」呼びの許可(?)…!!介億も吃驚してる…私もびっくり…そしてにこにこ…。昌平君とタメ口で話せる世界線、、。生まれる世界線間違えた…(´・ω・`) (2021年10月31日 22時) (レス) @page50 id: 62247007d8 (このIDを非表示/違反報告)
花奏 - ぶんくんかと思ったら今度は昌平君を「へい」…!にまにましてしまいましたww (2021年10月31日 22時) (レス) @page50 id: 62247007d8 (このIDを非表示/違反報告)
高木 - いえいえ、此方こそありがとうございますʅ(◞‿◟)ʃ (2021年10月31日 11時) (レス) id: 1b00569172 (このIDを非表示/違反報告)
宵桜の館(プロフ) - 高木さん» こちらこそありがとうございます!!へいwありがとうございますww (2021年10月31日 10時) (レス) id: 7497236953 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:宵桜の館 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Yozakura_hmp/
作成日時:2021年10月12日 9時