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その後、一日目は雑魚を多く滅して終わる。
御神隊は、十数人喪った。
『...』
実「...」
次の日の夜
『...今日終わらせる。』
実「!」
上弦の強さを持っているであろう鬼が、動く気配。
『...下弦二体、いける?』
実「はい。」
『頼んだ。危うかったら言って。』
実「...御意。」
二日目の夜、一日目を乗りきった御神隊は、多少なりとも強さを増している。
というより、各々の持つ本来の実力に近い力を出せるようになっている。
二日目の夜が始まる。
一気に奥へ斬り進み、出てきた上弦並の鬼と対峙する。
『...』
膴「...お前か...変な人間の...筆頭は...死なないはずの...我等が...」
『(神の呼吸・蛇)』
膴「灰となって...死んでいる...」
『(蛇神)』
カキィンッ!!!
『!』
膴「その刀...その刀で首を刎ねられ...灰となる...」
Aが距離をとる。
『...』(チャキ
膴「人を喰おうと...夜営地へ行っても...漂う匂いに...身体が拒否反応をしめす...」
『(神の呼吸・夜)』
膴「貴様は一体...何を知っている...」
『(月詠)』
キキキキィンッ
攻撃を防がれる。
『...』
そこから、攻防戦が続く。
鬼に入った傷はすぐに治ってしまう。
が、Aが負った傷は、怪我は、治らない。
膴「...もういい...私のものに、してやる...」
『っ!!』
触手が伸びてくる。
それを、避けたり斬ったり。
膴「きつかろう...辛かろう...私の血を受け入れれば、そんなものはたちまち治る...不老不死となる...」
『っ...』
肋は折れ、体は傷だらけ。指も数本折れている。
隊服も、そこかしこが切れている。
実弥は下弦を二体倒したものの、二人の間に入ることが出来ないでいる。
力の差によって。
実「(隙がねェ...入ったら間違いなく邪魔だ...足を引っ張っちまう...)」
なので、実弥は周りの雑魚を滅していく。
膴「お前は...私を殺すことなく...同じ存在となる...」
『ならん』
膴「!なんだそれは。」
額に痣が出る。
日輪刀が赫く染まる。
膴「っ!!!」(ゾクッ
闘気が消える。
『...』(シュイィィイィイィィ
実「...?」
『(これで、終わらせなければ。)
龍の呼吸・壱ノ型・憤龍』
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宵桜の館(プロフ) - 花奏さん» なんとなぁくwそう呼ぶ人いないだろうなと思ってww (2021年11月1日 12時) (レス) id: 7497236953 (このIDを非表示/違反報告)
花奏 - 昌平君からの「啓」「楚子」呼びの許可(?)…!!介億も吃驚してる…私もびっくり…そしてにこにこ…。昌平君とタメ口で話せる世界線、、。生まれる世界線間違えた…(´・ω・`) (2021年10月31日 22時) (レス) @page50 id: 62247007d8 (このIDを非表示/違反報告)
花奏 - ぶんくんかと思ったら今度は昌平君を「へい」…!にまにましてしまいましたww (2021年10月31日 22時) (レス) @page50 id: 62247007d8 (このIDを非表示/違反報告)
高木 - いえいえ、此方こそありがとうございますʅ(◞‿◟)ʃ (2021年10月31日 11時) (レス) id: 1b00569172 (このIDを非表示/違反報告)
宵桜の館(プロフ) - 高木さん» こちらこそありがとうございます!!へいwありがとうございますww (2021年10月31日 10時) (レス) id: 7497236953 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:宵桜の館 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Yozakura_hmp/
作成日時:2021年10月12日 9時