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賁「...大丈夫か?」
『やるしかない。大丈夫。』
騰「...不安がありますか?」
『...御神隊の子らは、鬼を滅したことが無い。力があればあるほど、まぁ無くてもなんだけど、鬼を滅する滅しないでは大きな差が出る。
人を殺すのとは違う。』
騰「...」
『初めて、ウチからも死人が出るだろうね。』
賁「っ...」
『大丈夫。本来の鬼殺隊なら、通らなければならない道。一時的に弱くなるかもしれないけれど、大きな成長が見込める子達が多い。まぁ、その子達がどうかだけど。』
天「...実弥、」
『うん。すぐに呼んで。』
天「了解。」
天が飛んでいく。
『...同時突破に、私達は入れないでおいで。敵は必ず滅するから。』
賁「分かった。」
『昼は眠る。』
騰「はい。」
『御神軍は夜下げなければ。昼間は警戒させる。』
騰「...指揮官を数名送ります。」
『ありがとう。』
騰「いえ。」
『...私は柱。実弥も柱。』
賁「!」
『柱が二人もいるんだ。負けるわけがない。』
騰「!」
『御神隊は皆、私の優秀な継子達。負ける気がしないねェ。』
信「カカカ、心配なさそうだな。」
『そりゃあね。久々の鬼狩りだ。しっかり滅してやらないと。
人ならば救いようがあったのに...可哀想に。』(ニコ
騰「...」
数時間後
実「鬼殺隊 風柱・不死川実弥。到着しましたァ。」
全力で走ってきた実弥が、Aの前に跪く。
柱合会議の時のように。
Aは、軍議が終わった時から無表情。
実「
賁「大黒柱...?」
『...情報は。』
実「聞いてます。」
実弥・A、共に
Aは柱に、大黒柱と呼ばれる。
柱の中の柱。鬼殺隊最強として。
実「(あぁ、また、儚く...)」
『御神隊は初の鬼との戦闘。ある程度の被害は仕方のないことだ。』
実「はい。」
『...気配は読めるか。』
実「はい。かなり多いです。下弦程度が四体ほど、一番強い気配は上弦のレベルかと。他は雑魚だと思います。」
『...うん。主戦は夜。御神軍は呼吸を使えない兵士。夜は下げる。』
実「はい。」
『昼間、御神隊と私達は眠る。その間、騰が派遣してくれる指揮官に御神軍の指揮を任せる。』
実「はい。」
Aの視線が、実弥に移る。
実「!(もう見たくなかった、この目...この表情...
クソ鬼めが。皆殺しにしてやらァ。)」
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宵桜の館(プロフ) - 花奏さん» なんとなぁくwそう呼ぶ人いないだろうなと思ってww (2021年11月1日 12時) (レス) id: 7497236953 (このIDを非表示/違反報告)
花奏 - 昌平君からの「啓」「楚子」呼びの許可(?)…!!介億も吃驚してる…私もびっくり…そしてにこにこ…。昌平君とタメ口で話せる世界線、、。生まれる世界線間違えた…(´・ω・`) (2021年10月31日 22時) (レス) @page50 id: 62247007d8 (このIDを非表示/違反報告)
花奏 - ぶんくんかと思ったら今度は昌平君を「へい」…!にまにましてしまいましたww (2021年10月31日 22時) (レス) @page50 id: 62247007d8 (このIDを非表示/違反報告)
高木 - いえいえ、此方こそありがとうございますʅ(◞‿◟)ʃ (2021年10月31日 11時) (レス) id: 1b00569172 (このIDを非表示/違反報告)
宵桜の館(プロフ) - 高木さん» こちらこそありがとうございます!!へいwありがとうございますww (2021年10月31日 10時) (レス) id: 7497236953 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:宵桜の館 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Yozakura_hmp/
作成日時:2021年10月12日 9時