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騰軍本陣の方へ行くと、そこかしこから聞こえる挨拶。
「お嬢様!」
「姫様!!」
「お久しぶりです!!」
「来て下さったのですね!!」
「おはようございます!!」
「おはようございます!!」
「王華様!」
「お嬢様!!」
「A様!!」
Aはそれに、適当に答える。
『おはよう』
とか
『久しぶり』
とかと。
隆国「!お嬢様!!」
『隆国』
録「お嬢!」
『録嗚未』
騰「こちらにお座り下さい。」
『うん。』
用意された椅子に座る。
「お飲み物と食べ物をどうぞ。」
『ありがとう』
「いえいえ!(お嬢様と会話が出来た!!)」
賁「A」
『?』
賁「今日は何人率いて来たんだ?」
『五千』
騰・隆・録・賁「「「「!」」」」
『御神隊三百に、御神軍から精鋭四千七百。』
貂「これで飛信隊は合計一万だよ...」
賁「五千人将として五千か。」
『うん。』
戦についての話が始まる。
隆「先日、大将軍・呉鳳明が……」
『...』(ジー
隆「さらに、正体不明の四軍もこの地に……」
信「正体不明の四軍?」
『...』(ジー
賁「...」
騰「?」
隆「…わずか一日で……」
『...騰、』
騰「ハ。」
『ふくろう...』
騰「...あ、甲冑。」
隆「お嬢様聞いてます?」
『うん。呉鳳明が来た上に、正体不明の四軍が一日で三つの城落としたんでしょ?』
隆「はい。」
さらに、布陣の話に。
『...』
隆「...お嬢様はこの布陣、どう思われますか?」
『...王賁も気付いてるね。』
賁「...あァ。」
隆「...?」
『隆国、今思い描いているので話を進めて。最終的に訂正が必要だったら入れる。』
隆「...かしこまりました。」
そこから話を進めさせ、王翦軍からの援軍を要請しようという話に。
そこで、王賁が口を開く。
賁「やめろ。」
『...』
賁「王翦軍を
隆「...」
番「...」
信「......王賁...」
王賁が、何故ここに王翦軍を呼んではならないかの説明をする。
最後に、最初に否定した私情が、少し含まれていることも踏まえて。
そして、敵の隙のない陣を、突破できると言った。
Aの口角が、微かに上がる。
王賁が、全てを話し終える。
隆「......お嬢様...」
『...この戦では、』
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宵桜の館(プロフ) - 花奏さん» なんとなぁくwそう呼ぶ人いないだろうなと思ってww (2021年11月1日 12時) (レス) id: 7497236953 (このIDを非表示/違反報告)
花奏 - 昌平君からの「啓」「楚子」呼びの許可(?)…!!介億も吃驚してる…私もびっくり…そしてにこにこ…。昌平君とタメ口で話せる世界線、、。生まれる世界線間違えた…(´・ω・`) (2021年10月31日 22時) (レス) @page50 id: 62247007d8 (このIDを非表示/違反報告)
花奏 - ぶんくんかと思ったら今度は昌平君を「へい」…!にまにましてしまいましたww (2021年10月31日 22時) (レス) @page50 id: 62247007d8 (このIDを非表示/違反報告)
高木 - いえいえ、此方こそありがとうございますʅ(◞‿◟)ʃ (2021年10月31日 11時) (レス) id: 1b00569172 (このIDを非表示/違反報告)
宵桜の館(プロフ) - 高木さん» こちらこそありがとうございます!!へいwありがとうございますww (2021年10月31日 10時) (レス) id: 7497236953 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:宵桜の館 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Yozakura_hmp/
作成日時:2021年10月12日 9時