111 ページ11
『...少し眠れ。』
そう、成蟜の額を小突くと、眠る成蟜。
瑠「な、何を!!?」
『瑠衣、目を瞑って。』
瑠「何故です!!」
『いいから。』
目を合わせ、そういえば、素直に目を瞑る。
『...神の呼吸・癒・天照。』
優しい陽の光で包む。
それを、三回行った。
『...もういいよ。』
瑠「っ...成蟜、様は...」
『...寝ているだけ。』
瑠「っ!!生きているのですね!!」
『私がここまで来て、死なせてやるわけないでしょう。政の頼みでもある。』
瑠「ありがとうっ...ありがとうぅ...」
『...外に出よう。』
成蟜は蒼炎が抱き、四人で外に出る。
成蟜が下ろされると、咸陽からついてきた忠臣たちに囲まれる。
大泣きしている。
「成蟜様ァァァァ」
信「...A、」
『...眠らせているだけ。』
信「ありがとうな。」
『政の、友の頼み。』
信「そうか。」
その後は、眠る成蟜諸共咸陽へ。
信も。
それ以外の飛信隊は、先に前線へ。
戦から十日後、今は咸陽にいる。
政「本当に、ありがとう。」
『...うん。』
瑠「ありがとうございました!!」
『...うん。後は大丈夫でしょ。私帰るね。鍛錬続けさせる。』
政「あァ。」
信「...飛信隊には、いつ戻る。」
『!...すぐに。御神隊を皆率いて向かおう。一旦城に戻るけど。』
信「!おう。先行ってろ。」
『了。』
ということで、率いてきた二百と共に城へ戻る。
即時に集まってくれていた御神軍の者達には、褒美を与え、A直々に御礼を言った。
帰る途中、通り道にいた桓騎軍の元へ寄り、才能のある人材を百名貰ってきた。
王騎「おかえりなさい。」
『ただいま。』
実「おォ、おかえりィ。」
『ただいま。御神隊三百で、飛信隊に戻るよ。』
王騎「分かりました。」
『実弥』
実「?」
『桓騎のところから、才能のある人材を百名ほど貰ってきた。』
王騎・実「「!!?」」
『その百人、育てといてもらっていい?山とか使っていいから。』
実「...おう。」
『ありがとう。一応、元野盗の子らだから、必要なら叩き直しておいて。』
実「腕が鳴るわァ。」(ニヤァ
すぐに準備を整え、御神隊三百名で出陣。
飛信隊と合流した。
瘣「A!戻ったか!!」
『羌瘣。うん。』
楚水「お久しぶりです!!」
『久しぶり。』
松「Aちゃ〜ん!!」
『松左』
60人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
宵桜の館(プロフ) - 花奏さん» なんとなぁくwそう呼ぶ人いないだろうなと思ってww (2021年11月1日 12時) (レス) id: 7497236953 (このIDを非表示/違反報告)
花奏 - 昌平君からの「啓」「楚子」呼びの許可(?)…!!介億も吃驚してる…私もびっくり…そしてにこにこ…。昌平君とタメ口で話せる世界線、、。生まれる世界線間違えた…(´・ω・`) (2021年10月31日 22時) (レス) @page50 id: 62247007d8 (このIDを非表示/違反報告)
花奏 - ぶんくんかと思ったら今度は昌平君を「へい」…!にまにましてしまいましたww (2021年10月31日 22時) (レス) @page50 id: 62247007d8 (このIDを非表示/違反報告)
高木 - いえいえ、此方こそありがとうございますʅ(◞‿◟)ʃ (2021年10月31日 11時) (レス) id: 1b00569172 (このIDを非表示/違反報告)
宵桜の館(プロフ) - 高木さん» こちらこそありがとうございます!!へいwありがとうございますww (2021年10月31日 10時) (レス) id: 7497236953 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:宵桜の館 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Yozakura_hmp/
作成日時:2021年10月12日 9時