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「続いて昇格する者二人!
玉鳳隊 四千人将 王賁!
飛信隊 四千人将 信!前へ!!」

皆「!」


二人が壇上へ上がる。


「先の戦にて、魏火龍 紫伯と霊凰の首級 並びに著雍守備戦の功により、
両名を "五千人将" に任命する!!

信・賁「「!」」


少し間を置き、再び上がる大歓声。


信「......」

賁「......」

「...」(汗)

信「納得いかねーって面だが、そこは上の判断だ。俺は素直に喜んどくぞ。」

賁「鳳明との人違いで偶然上げたという霊凰の首級の功。本来なら総大将の首を討ち損じたと恥ずべきところだが、貴様は呑気に喜んでいればいい。」

『...』

信「......んだとコラァ!!!」

番「あっ、貴様賁様に向かって...ヌオオ!!飛信隊 信をぶち殺せぇ!!」

「コ、コラ、これは一応正式な式典...」

貂「あっ、信が」

信「ルオォオ」

貂「わぁああ」

『...』


ゴチン


賁「っ!!」

信「って!!」

『番陽』(キロッ

番「す、すみませんお嬢様...」

関「(おぉお...)」

『煽らない。暴れない。』

賁「...すまん。」

信「...ごめん。」

騰「(流石お嬢様。今日も今日とて麗しや。)」


その後、論功式典を無事に終わらせる。

この後すぐ、録嗚未軍と玉鳳五千人隊は南の前線へと出陣。

蒙武軍と楚軍との戦いの援軍に向かった。

信は隆国の下で防衛戦の舵をとることに。


騰「お嬢様」

『?』

騰「お嬢様はどうぞ、ご自由に動かれてください。」

『...』(考)

騰「...」

『...飛信隊にいる。何かあったら言って。』

騰「ハ。」


Aは飛信隊と共に動くことにした。

太原は、日増しに勢力を増大していく。

それはもう、多国の外官が先ず呂不韋に挨拶に行くべきか、嫪毐に行くべきか迷ってしまうほどに。


『...』

松「...Aちゃん、」

『!』

松「中に入ろう?大分空気が冷えてる。」

『...この時期、季節は、肺が冷える。』

松「身体の芯から冷え切っちゃうよ。」

『寒くはないんだ。体温を上げられるから。
元々、この時期も一日で最も寒い時間帯に、日が沈みきった夜に動いていた。』

松「...(夜...)」

『日が差していても、こんなにも、冷えるものなんだね。』

松「!...そうだよ。日が差していても、こんなに冷えるんだ。中に入って暖をとろう?」

『...うん。』

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宵桜の館(プロフ) - 花奏さん» なんとなぁく‪wそう呼ぶ人いないだろうなと思って‪w‪w (2021年11月1日 12時) (レス) id: 7497236953 (このIDを非表示/違反報告)
花奏 - 昌平君からの「啓」「楚子」呼びの許可(?)…!!介億も吃驚してる…私もびっくり…そしてにこにこ…。昌平君とタメ口で話せる世界線、、。生まれる世界線間違えた…(´・ω・`) (2021年10月31日 22時) (レス) @page50 id: 62247007d8 (このIDを非表示/違反報告)
花奏 - ぶんくんかと思ったら今度は昌平君を「へい」…!にまにましてしまいましたww (2021年10月31日 22時) (レス) @page50 id: 62247007d8 (このIDを非表示/違反報告)
高木 - いえいえ、此方こそありがとうございますʅ(◞‿◟)ʃ (2021年10月31日 11時) (レス) id: 1b00569172 (このIDを非表示/違反報告)
宵桜の館(プロフ) - 高木さん» こちらこそありがとうございます!!へい‪wありがとうございます‪w‪w (2021年10月31日 10時) (レス) id: 7497236953 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:宵桜の館 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Yozakura_hmp/  
作成日時:2021年10月12日 9時

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