悪い子6人目 ページ8
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｢よしっ、まずはこの部屋からね！｣
｢主、着替え終わったぜ｣
おっけ〜と言いながら、キャリーバッグの中を漁り
あたしはクイックル〇イパーとウェーブ ハンディワ〇パーを出した
ホコリ取るならやっぱこれだよね〜
｢はい鶴丸、高いところのホコリ取りはよろしくね〜｣
鶴丸にはハンディワイ〇ーを渡した
｢わかった、ちゃっちゃと済まそうぜ！｣
｢当たり前じゃんっ｣
あたしは畳をクイックルワ〇パーで磨き始めた
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｢__ふぅ、結構綺麗になったんじゃないか？｣
｢んお、まじ？そうだね〜｣
わざわざバケツに水を組んでここまで持ってくるの面倒だから、政府から貰ったこの掃除道具もろもろで部屋の掃除をしていた
｢んま、これくらいでいいっしょ、ありがとね〜｣
｢なんのなんの、我が主の頼みとあらばな！｣
｢おっ、それならどんどんこき使うからねっ｣
｢おう、ドンと来い｣
頼もし〜
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美海side
今日”も”私の本丸に見習いが来る
はぁ、面倒くさいわね
政府も懲りないし、また優秀な人材がいなくなるってことに気づかないのかしら？
まぁ、このまま殺し続けていたらいずれ人手が足りなくなって私のところには来なくなるでしょう
それまでの辛抱ね……
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自己紹介が終わって、私は部屋で一期を待つ
……のだが
なぜ小学生がいきなりここへ？
この疑問で頭がいっぱいになっていた
いままでの見習いは、みんな成人済みの男女ばかりだった
それがいきなり小学生が見習いとして現れた
……もしかして…
可能性はあるわね、そもそも小学生ならあの門を見たら怖がってこないと思うし
門を潜ったらこの空気の気持ち悪さで倒れるはず
自覚はしている、ここはブラック本丸だ
私は既に穢れた神気を本丸全体にばらまいているのだから
……そういえば、一期遅いわね
考え事をしていたためか歩くのがゆっくりになっていた
普通なら一期と合流するのに……
｢……面倒くさいわ、あの小学生早めの処分も視野に入れましょうか｣
私は、来た道を戻り大広間へと向かった
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作者名：かや | 作成日時：2019年5月9日 0時
