好きなフレーズを書き写して ページ2
※とりあえず短編が書きたい人向けより、ひっぱり出してやや修正したものです
普段からできる文章トレーニング……それすなわち。「文を分析すること」。
自分の得意な表現、好きな表現、やってみたい表現なども見つかるかもしれません。
やっていてとても楽しい作業なので、是非!
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【分析の仕方】
・好きな言葉、「なるほど」と思った言葉を箇条書きでかき集める(歌詞、小説の一節、ゲーム内の文章など)
・かき集めた言葉をノートにまとめる(大学ノートなどがオススメです)
・「なぜ好きなのか?」「どんな風に好きなのか?」「この文章が伝えたいことはこれかも」「この文章から感じるもの・身体の変化は?」「こことここはこうだからエモいんだ」「これ伏線では?」気が付いたこと、共通点などを箇条書きとは別に書き込んでいく。
※色の違うペンで書く、など「見付けた言葉と発見が別」であることを分けてください
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最後の工程は、発見があったときに行ってください。その場ですぐ見つけられる時もありますが、大抵は集めたままスルーすることが多いです。
発見のコツは、「文章の一部を、違った/似たような意味の言葉と入れ替えてみる」もしくは「単語の順番を入れ替えてみる」「ふつうの言い回しにするとどうなるのか? を考えてみる」ことです。
例えば「妙な違和感が、胸をぬるく撫でた」という文章があるとしましょう。ここの個人的なポイントは「ぬるく」です。このぬるく、というのは、「気持ち悪い感じ」を演出したかったのです。
ではこの「ぬるく」を、例えば温度を変えて「冷たく」に置き換えてみましょう。
「妙な違和感が、胸を冷たく撫でた」……。どう違うのでしょうか。
これだと、違和感というよりヒヤッとした恐怖、が近いかもしれません。
こんな風に、表現を置き換えていって、「ああ、だからこれはこうなのか」というものを見つけて、印象の演出方法を探ってみてください。
最初は「こんなんでいいのかなぁ」と思われるかもしれまさんが、ピンと来たものがそのままあなたの経験値になります。
こういう「洞察やひらめき」が力になってくれるはずです。
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作者名:ポリフェノール | 作成日時:2023年10月10日 18時