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照史side

みんな仕事やら学校に行って家の事して落ち着いた朝の10時。

Aはと言うとソファーで寝てるわ(笑)

そろそろ起こしてお出かけしようかな。

照「A。おはよ。お出かけしよっか?」

「病院?」

照「病院は土曜日やで。あっくんと買い物行こうよ。新しい服買って美味しいご飯食べよ?」

「淳兄怒らへん?」

照「そんなん心配せんでいいの。ほら行くで。」

久しぶりに車の助手席に乗せて近くのモールへと向かった。

照「よし着いたで。何食べたいん?お昼先食べよ。」

「うーん。パスタとハンバーグとオムライスで迷ってる。」

照「ほなそれ全部分けっこして食べよっか。」

人が少ないお店に足を運び2人で早めのお昼ご飯。

嬉しそうな笑顔を見せてくれるだけで俺は幸せやなって思うんよな。

俺らが幸せにしてもらってばっかりじゃな。

今日はいっぱい甘やかすで。

ご飯を食べたあとはAの服選び。

照「気に入ったのあったら持ってきいや。」

「これとこれとこれで迷ってるんやけど。うーん。」

あー。

こういうのも苦手なんやな。

何かを決めるのが難しくて今にも泣きそう。

照「全部かわいい服やん。買っちゃお。泣かんでええよ。大丈夫。」

「ありがとう」

すぐニコニコ天使に戻ってくれたから良かったわ。

それから何件か店回ってお気に入りの服を新調。

ご機嫌さんです。

「ケーキ屋さん行きたい」

照「おっ。ケーキ食べたいん?」

「あのね、お小遣い持ってきたからみんなにお土産。でも足りるかな?」

照「Aは優しいんやな。ほなあっくんもお小遣いちょっとあげよ。これ足したら買えるんちゃうか?」

嬉しそうにケーキ屋に走っていった。

「淳兄はこれで、たか兄はこれで、智兄はこれで、」

ショーケースの前で一人一人選んでるなんてなんて優しい子なんよ。

「あっくんはどれがいい?」

照「Aに選んで欲しいな。」

「じゃあこれで。足りる?」

照「バッチし。足りるで。お会計しようか。」

ニコニコ笑顔で会計を終えてご満悦なご様子。

このまま夜まで持ってくれたらいいけど。

帰りにスーパーで夕ご飯の用意だけ買って自宅へ帰ってきた。

「お昼寝していい?」

照「あっくん用事するからソファーで寝てくれる?」

「わかった。寝るまで一緒にいて?」

照「ふふ。ええよ。ゆっくり休みや。」

トントンしてるとスーッと眠ったA

寝てる間に夕飯の準備しよ。

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作者名:ks2m | 作成日時:2022年7月5日 7時

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