人として飼われた（視点変わります！） ページ8
.
街から離れた麦わら一味(三名)とハチ、ケイミー、パッパグ
「あいつ、大丈夫かな…」
「生きていたとしても、海賊である限り監獄行きだ」
ルフィの心配にハチはただそれだけ言う
「でも、あんなジイさんと女なんてあいつだけでも倒せるだろ？」
船医のチョッパーはおかしい点に指摘する
確かに海賊であるならば人質にするなり倒すなりすることは容易いだろう
「そりゃ無理だ。天竜人を傷つければ、海軍大将が軍艦を連れてすぐに駆けつける」
「「大将ォ！！？」」
「(ブゥウッ！？」
パッパグの言葉にルフィとチョッパーは驚く(ブルックに至っては啜っていた紅茶を吹き出していた)
「青雉が！？」
以前、青雉に会ったことがあるルフィはその実力を思い知らされている
パッパグは気にせずに話を続ける
「黄猿か赤犬か誰が来るかはわからない
ここと海軍本部、マリージョアはすぐ近くにあ
るから用心したほうがいい」
「…それと言い忘れてたが
天竜人の近くにいた女には用心しておけよ」
不意にハチがもう一つルフィ達に忠告をする
「さっきの天竜人の近くにいた、鎧をつけてなかった奴か？」
「ああ、そういえばいましたね…」
「そんなやついたか？」
ブルックはともかくルフィに至っては首を傾げていた
ハチは視線を落とし眉間にしわを寄せる
「…奴は天竜人で唯一“人”として飼われた奴さ。
出身は不明だが身体能力は俺たち魚人と変わらない程の実力を持ってるって言われている」
「えっ！？そんなに強いのか！？」
怖エェ！！と恐怖で顔を青ざめ震え上がるチョッパー
「いつかパンツ見せてくれませんかね…」
「バカッ！！殺されるぞお前！！」
何故か関係ない話をだすブルックに鋭いツッコミを放ち顔を青ざめるパッパグ
「…でも、なんで天竜人に人として飼われたのかな…」
ケイミーは先程の光景で未だ暗い表情で尋ねる
「ニュ〜…理由は分からないが、おれが思った以上に天竜人を崇拝していると奴の目を見て思った
ここ最近人斬りが起こっているが、斬られた奴らの殆どが天竜人に対しての陰口を言ってたって噂だ」
「もしかしたらその方がやった…」
「その可能性は高い、だから用心しておけ」
シャボンディについた時の忠告の表情でハチはルフィたちに確認させる
「…分かった」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 22人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
華月(プロフ) - タピオカさん» お褒め頂きありがとうございます！！ファンタジー小説を読んでこういう書き方が分かりやすいのかな？と試行錯誤してます。これからもよろしくお願いします！ (2015年8月25日 20時) (
レス) id: f42ef30e33 (このIDを非表示/違反報告)
タピオカ - 文才がすごいですね、尊敬します！更新ファイトです！ (2015年8月25日 20時) (レス) id: 5d4b1ab893 (このIDを非表示/違反報告)
華月(プロフ) - misyou.goさん» おお…ナルトの作品だけでなくワンピースの作品まで…！本当にありがとうございます！頑張ります！ (2015年8月6日 18時) (レス) id: f42ef30e33 (このIDを非表示/違反報告)
misyou.go(プロフ) - この小説面白いです！！更新頑張ってください！！ (2015年8月6日 15時) (レス) id: 38e98ebc28 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：華月 x他1人 | 作成日時：2015年7月12日 23時
