対峙での異変 ページ21
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シュバッ
「うわっと…お前何で俺ばっか狙うんだ！！」
「黙れ麦わら！」
メノウとルフィの対峙が起こって数分
再度海軍の攻防戦をする2人の船長に目も向けず、メノウは刀をルフィの首に向かって横一文字に流す
ルフィもそうはさせないよう能力を使って回避する
「よくも主をを殴り飛ばしてくれたな！」
「あれはハチを撃ったからぶっ飛ばしただけだ！」
「ビキッ)…それだけでか！」
ルフィの素直な言葉は天竜人に絶対忠誠を誓うメノウにとって火に油を注ぐことになること、メノウは青筋をたてて攻めの攻撃を加速させた
「世界貴族である天竜人を殴るなど言語道断！
お前の首をマリージョアに晒してくれるわ！」
「痛っ！！」
メノウの刀の切っ先がルフィの腹に一線触れるがいつまでもやられているルフィではない
「ゴムゴムの…ピストル！！」
ゴッッ
「ガハッ！！」
一旦距離を離したルフィはメノウにむかって技名と同じくピストルのような突きを放つ
受身の体制を整えられなかったメノウはルフィの拳が腹に直撃したが、メノウは重心を低くかけて両足を踏ん張り海兵達のように空中に飛ばされることなく数メートル後ろに下がった
「ったくよ〜…これじゃあ海軍大将が来ちまうじゃねーか」
うだうだと文句を言うルフィは口を尖らせる
「その前に…」
終わらせてやる、そう言うはずだった
「！！」
突如胃からせり上がる異物感にメノウは目を見開き口を押さえた
「うっ…！」
「？どうした？」
異変に気付いたルフィはその場で立ち尽くす
「ガハッ！！ゲホゲホ…」
その異物はメノウが吐きまいと止めることを反するかのように一気に口から血が溢れその場の地面を真っ赤に滴らした
「おい！？血ィ吐いてんぞ！！？」
突然のことでルフィは顔の形相を変え膝をついて荒い息をするメノウに駆け寄った
「お前大丈夫な…うわっ！？」
「ハッ…」
刃が届く距離まで近づいたルフィにメノウは刀を振るが又もや失敗となる
(こんな時に吐血するとは…)
クレハのせいでもあり病気のせいでもあり…とにかく体は限界を迎えていた
(こうなったら次の攻撃で…)
わずかに震える足で立ったメノウはルフィに切っ先を向けようとした
「…メノウ」
「！？」
ここにいるはずのないクレハの声が聞こえ顔を上げる
「クレハ…お前何で…」
ズッ
「！？」
それと同時に首筋に細いものが食い込む感覚を最後にメノウは意識を投げ打った…
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華月(プロフ) - タピオカさん» お褒め頂きありがとうございます！！ファンタジー小説を読んでこういう書き方が分かりやすいのかな？と試行錯誤してます。これからもよろしくお願いします！ (2015年8月25日 20時) (
レス) id: f42ef30e33 (このIDを非表示/違反報告)
タピオカ - 文才がすごいですね、尊敬します！更新ファイトです！ (2015年8月25日 20時) (レス) id: 5d4b1ab893 (このIDを非表示/違反報告)
華月(プロフ) - misyou.goさん» おお…ナルトの作品だけでなくワンピースの作品まで…！本当にありがとうございます！頑張ります！ (2015年8月6日 18時) (レス) id: f42ef30e33 (このIDを非表示/違反報告)
misyou.go(プロフ) - この小説面白いです！！更新頑張ってください！！ (2015年8月6日 15時) (レス) id: 38e98ebc28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華月 x他1人 | 作成日時：2015年7月12日 23時
