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それから色々あって今はスタンプショップという所にいる。
いつの間にか出来ていたこの店。知った事の始まりは一人のメッセージから。
『まずは、百円でやりますか』
二人も、興味本位でスマホをかざす。一回回してみると、玉が転がってきた。
『おーけー…？』
僕が当てたのはOKスタンプ。画面を見てみると入力画面で使えるようになっていた。
数回回してみても、星1しか出てこない。
三人で悩んでいると、桐谷さんが僕らを呼んだ。
その場所には、スタンプをコンプリートしたら"しゅ〜〜りょ〜〜"とスタンプがあった。
それに、ガチャには違う種類があり、効果付きスタンプというものもある。
また数回回してみた。
結果は"ちょっと席はずします"と"ちゃんと会話してよ！"
使う場面を考えて使わないとな。
いつの間にかいなくなっていた二人を見つける。二人とも結構回していて、スタンプも増えていた。
メッセージの通知音がした。送られてきたのはユウマ君。
メッセージを見てみるとびっくりした。
『残り時間が半分っ…⁉』
「残り時間が半分に…⁉」
三人共声が被った。
「うふふ…♡」
送ってきたのは御谷サナエ。先程もユウマ君をグループに誘ってきたやつら。どんだけしつこいんだか。
だが、ユウマ君はスタンプを有効に使い、彼奴らは退却していった。
『ユウマ君…凄い…』
「へへっ…。さて！スタンプ集めさいか…」
言いかけた瞬間、ユウマ君が僕たちを何かから避けようと押していく。
「なっ…！何よいきなり！！」
その瞬間、ユウマ君の肩に手が置かれた。後ろから見えるシルエット。
「ねぇ、生肉…好き？」
蔵科ミズキ
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