最強カップル！？4 (ページ6)

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19話　貴方side ページ6

ビッチ先生がいなくなって2日が経った。

『…私、ビッチ先生を探しにいく。』

カエデ「えっ！？」

すぐに行動を試みようと思ったが、手を掴まれた。振り向かなくても誰かはわかる。

『…カルマ』

カルマ「行く当てあるの？」

『…』

カルマ「無いのに行ってどうするの？」

『…ねぇカルマ、このE組は私のかけがえのない居場所なの。誰かが欠けたら成立しない。』

と、少し緩んだ力。
そこで私は教室を出ていった。

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坂を下り、住宅街を歩く私。
正直言ってカルマの言う通り、当てなんてない。

『どうしよっかな…』

と歩いていると、あのときお世話になった花屋の店員さんが話しかけてきた。

花屋「ねぇ君、あのときの子じゃない？今日は平日だけど学校どうしたの？」

『…実は先生が学校に来てなくて、とりあえず目撃情報でも～と思いまして。』

花屋「よかったら詳しく聞かせてくれない？ここら辺で花を売ってるからもしかしたら、見てるかもしれない。」

そう言われ、近くのカフェに入っていった私達。

注文されたミルクティーを飲みながら、話をした。

『すみません、少し席を立って良いですか？』

花屋「いいよいいよ、行ってらっしゃい」

～5分後～

再び席に座り、残っていたミルクティーを飲む。

すると、だんだん眠くなり、私の意識は途絶えた。