最強カップル！？4 (ページ42)

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part2　貴方side ページ42

裏山に行き見境なくキノコをかごの中に入れていく

ある程度入れ終わるとカルマにまた呼ばれた

カルマ「A。」

『なに？』

そう言って振り向くといつもの表情とは変わり、不安そうな申し訳なさそうな顔をしていた。

『え…？』

カルマ「あの事件でオレが怪我をしたことが"あの人たち"に伝えられた。遅くても冬休み明けにここに乗り込んでくると思う」

『…分かった…』

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外で皆のとってきたあらゆる食材を見ている殺せんせーのところにカルマがかごを投げた

『投げるなよ…』

カルマ「Aだって投げるでしょ
そのキノコ鑑定してよ殺せんせー」

『そりゃもちろん。
あ、猛毒のキノコあったら頂戴？責任持ってうちらが預かるから』

カルマ「はっ、さっすが」

といって笑ってるけど私やってません。私は投げてません。

渚「…何に使うの二人とも」

『そりゃ内緒だよ渚。』

楽しいイタズラとか楽しいイタズラとか楽しいイタズラとか…

カルマ「この毒々しいやつなんか明らかに…」

と、わくわくを隠しきれてないカルマ

が、殺せんせーの言葉は期待してたのとは真逆。

殺せんせー「それが？とんでもない。」

カルマの持ってる毒々しいキノコはタマゴダケと言うらしく濃厚な美味はバター炒めで。人工栽培がまだできない希少なものらしい

カルマ「ふーん」

『つまんねーの』

「「「「おいっ！！！！」」」」

殺せんせー「この中の半分くらいは毒キノコですが…」

と言ってポイポイ投げてる

『勿体ないよ！頂戴って言ったのに！！』

「「「「お前は少し黙ってろ！！」」」」

…なんでよ…欲しいもんは欲しいんだい！！

殺せんせー「でもね2人とも、中にはとんでもない価値があるものが潜んでる」

と言ってかごから出したのは

松茸

…眩しいっすわ松茸さん。私のお小遣いのために売られてくれ…

殺せんせー「これらを使いフルコースを作れば1人前3千円は下らない。ところがこの山奥では殆どが当たり前のように手に入る。
ハンデどころか最大の強みです。
この食材は君たちと同じ山奥に隠れて誰もその威力に気づいていない。」

寺坂「隠し武器で客を攻撃か、まあ殺し屋的な店だわな。」

殺せんせー「殺す気で売りましょう、山の幸(君たち)の数々の刃を！！」