最強カップル！？4 (ページ29)

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part4　貴方side ページ29

『…お…まえ…！』

シャチ「はっはっはっは！！事実を言って何が悪い！」

『一緒にすんな！』

シャチ「一緒もなにも、犯罪者は犯罪者だろ？それを成敗した俺らは要するにヒーローだよ。」

カルマ「よく言うね、お前らも犯罪者だろ？それを自分で正義に無理矢理変えているだけ。お前らのほうがよっぽどタチが悪いよ」

シャチ「言ってくれんじゃん？まぁ、紅血の契約を切った女つれてるやつらに俺らは負けたいなんかしない。そろそろ場所を変えるとするか…」

そういうと何やらボタンを押した

すると、部屋全体が下へ下がっている。
それは隣の渚たちがいるほうも同じ様子だった。

そこには…

クッソ広い闘技場。
そして、50ほどいるヴァンプ

隣で声がしてそっちを見るとカエデがいた。その周りを皆が囲っている。
拘束具も外されて意識を取り戻したらしい

『よかった…カエデ…』

という安堵も束の間、目の前から攻撃されとっさに避けた。

『合図もなしって訳ね』

カルマと背中を合わせ、

『いける？』

と声をかけると、

もちろん

と返ってきた。

そして私たちは…

目の前にいる敵を殲滅すべく

ただ前を向いて動く。

四方八方から飛び掛かるヴァンプ

それを具現化した武器でバッサバッサと狩っていくカルマ

絶え間なく銃を連射し、体術でオトシていく。

50すべてのヴァンプが、地面に転がったとき…

本当の闘い(復讐)がはじまる
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シャチ「流石だなぁー？まぁ、ここまでは予想範囲以内だ。
さて、少し話でもしようじゃねーか。」

『話？私はお前に話すことなんてない。』

シャチ「はっ…！やっぱお前変わったな！昔は無表情でずーっと一人でいたくせに、今はコロコロと表情変えやがって。」

『何か文句でもあんの？』

シャチ「それでも変わらねーよな！」

『…なに言ってんの？』

変わったとか変わってないとかどっちなの？
ふざけてんの？

シャチ「だってそうだろ、9年前のことをここまで引きずって自分の復讐を果たすためだけにここに来たんだから。」