最強カップル！？4 (ページ18)

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part12　貴方side ページ18

烏間「あのタコの頭の回転は半端ではない。お前にやられた殺し屋の様子を話したら…瞬時にスキルの正体を見抜いたぞ。
"私と一緒の空間にいるなら必ず守れる"と言っていた。狙う標的に守られるのは癪だがな。
……覚悟はいいな"死神"俺の大事な生徒と同僚に手を出したんだ。」

…ビッチ先生がちょっと嬉しそうな顔してる
のとは対照的に焦る死神

死神「待てっ…僕以外に誰がやつを殺れると…」

烏間「スキルなら…
E組(うち)にすべて揃ってる」

言い終わると死神をぶん殴った烏間先生
死神はそのまま飛んでって壁に頭をぶつけて沈んでった。

烏間「殺し屋なんて辞めたらどうだ。職安に行けば役立つスキルがたくさんあるぞ」

殺せんせー「全生徒と全先生。クラス皆でつかんだ勝利ですねぇ」

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烏間「ぬぬ……ぐっ……」

と檻の前ですごく躊躇っている烏間先生の手には死神から奪ったタブレット。
そのタブレットには"OPEN"の文字。

十中八九、タコだけを閉じ込めたままにしたいのだろう。

皆は気まずそうな表情
タコは

殺せんせー「考えても無駄ですねぇ烏間先生」

って煽ってるし。
おまけに"プークスクス"って笑ってるから

外で見てるこっちもちょっとイラつく。

殺せんせー「出ようと思えば出られるんですこんな檻。」

しかし、マッハで何度も体当たりするのにも音波放射でコンクリートを脆くするのにも

皆にとても多くの負担をかける。

だから、貴方に"死神"を倒してもらったんです。

と、タコが言うと苦渋の決断をしたような表情でボタンを押した。

皆が牢から出終えると、そこにあったのは死神。

烏間「驚異的はスキルを持つ男だったが…スキルを過信しすぎていた。
人間としてどこか幼かった。だから隙もあった。」

桃花「そー言う意味じゃビッチ先生と同じかもね～」

『…うん』

吉田「…けどよ、なんでここまで…
顔潰してまでスキル求める心理がわかんねーよ」

殺せんせー「……影響を与えた者が愚かだったのです。これほどの才能ならば…本来もっと正しい道でスキルを使えたはずなのに」

烏間「人間を活かすも殺すも…周囲の世界と人間次第…か」

そういうことです、といいながら渚の頭にポンと触手(手)をおくタコ。

小さくコツン…と

小石が蹴られ転がったような音がした

バッと振り向く皆

そこには…

スッと逃げかけてるビッチ先生の姿があった。