最強カップル！？4 (ページ14)

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part8　カルマside ページ14

カルマ「今のお前には押せないんだよ。薬が盛られてても、いつかは効果が切れる。お前に盛られた薬は薄れ始めてる。お前の"なか"にいる本当のAがそれを抗ってる。」

『っ…』

Aの揺らぐ瞳

微かにAの心が俺を呼んだような気がした。
そして…

『…カル…マ…』

そこで俺は契約を使った。

元に戻るように…と

徐々にAの瞳に戻る光。

『…カルマ…』

カルマ「ん…お帰りA。」

『…ただいま』

カエデ「A！？」

『なぁに？カエデ』

自分の名前を呼ばれて喜ぶ茅野ちゃん。

殺せんせー「体に以上はありませんか？Aさん。」

『大丈夫だよ。』

殺せんせー「早速ですがAさん。」

『ちょっと待ってねー？』

と言ってパソコンに戻るA。

キーボードを叩き終わったAはニコッと笑い、俺らの首につけられた爆弾のロックが外れた。

その次は手錠を

寺坂「なぁA。この牢のロックは外れねーのかよ？」

『ここの牢屋は死神のタブレットでしか開け閉めできないから、開けられないよ。』

と、がっかりする寺坂。

次に目線はモニターへ。
そこには大きな鉄骨と矢のようなものを素手で止めている烏間先生。

殺せんせー「烏間先生は普段暴力的な野性を押さえ込んでいます。だから彼も、この暗殺教室に引き寄せられた…比類なき猛者なのです。」

『…力えっぐ…！』

カルマ「Aうるさい。」

普段のAの方がいいとか思ったけど、ここまでアホなのも…

殺せんせー「そして"死神"という殺し屋も。この短時間であれだけの罠を仕込むとは…」

これまでにドアでのトラップ←爆破と同時に後ろへ下がり無傷

銃が撃てるように調教されたドーベルマン
←笑顔１つで通った。

鉄骨と飛んできた弓矢←片手ずつで押さえ込んだ

殺せんせー「知識、技術、機転全てが怪物レベル」

「(((((じ…人類最強決定戦！！)))))」

木村「勝てないわけだ…才能も積み上げたものも全部桁違いだ」

殺せんせー「…そう、彼らは強い。
それにこの牢屋もとても頑丈。
対先生物質と金属を組み合わせた檻。爆薬でも液状化でも抜けられません。
では、君たちはどうしますか？」

この場で烏間先生たちや檻より強くなるか
とてもかなわないと土俵を降りるか。

弱いなら弱いなりの戦法で。
いつもやっている発想で戦え…か。

岡島「でもどうやって…」

カメラを見てから村松は言った

"死神"に一泡ふかせることができるかも