最強カップル！？4 (ページ25)

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21話　貴方&カルマside ページ25

進路相談が終わって渚達と一緒に帰っている私。

カエデ「そっか～。Aは警察官になりたいんだ！」

『そうだけど、いったいどこから手に入れたのその情報。』

「「「カルマくんから/俺から」」」

『なに勝手に話してんの？ねぇ、』

カルマ「いいじゃん別に。減るもんじゃないし、後悔するわけでもないし。」

『いや、なんかが減っていく気がする。』

と4人で話しながら下校していると、ある人物に話しかけられた。

？「お久しぶりですね？」

そいつを見てすぐさまポーカーフェイスを作った

『そうですね』

？「お友だちですか？」

『いいえ？』

？「同じ制服を着ていますが？」

『同じ学校なだけだと思います。この人たちとは組が違いますし』

？「そうですか」

と、すれ違い様になにかが私の鞄についた。

まぁ、十中八九盗聴機だろう。

スッと盗聴機を外し踏みつけた。

渚「あの人って知り合い…？」

『そうじゃないと思いたいね。』

渚「思いたいってことは…」

『もう私と、関わらないほうがいいと思う。』

カエデ「どうして…？」

『私と関わったら……死ぬよ』

そう言い残して私は2人を追い越し、
去っていった。

決して後ろを振り向かずに。

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カルマside

翌日

いつもの通り教室にいるけど、いつもとなりにいるはずのAが今日はいない。

不審に思ったであろう渚くんが聞いてきた。

渚「カルマ君、Aさんは…？」

カルマ「現状を篝月に報告に行ってるよ」

と伝えると少し残念そうにしていた。
昨日の事がやはり気になるのだろう。
しかし、Aが言ったことは事実。
このまま関わっていれば皆(E組)の命が危ない

Aは、報告ついでに9年前からのあの事件の事も少し情報が入ったらしく聞きに行った。
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貴方side

コンコンとノックをして部屋を入ると、すでに来ていた霞さんと机の前に座っている嵐さん

嵐「来たね、Aちゃん」

『はい』

報告を素早く済ませた次は…

霞「9年前からの犯人の目撃情報が手に入った」

『どこですか！？』

霞「その場所は…椚が丘」

『！』

霞「巻き込まれないためにも、外出は最低限、周りとはあまり関わらないようにしろ」

『…分かりました』

霞「ところで"あれ"は手に入った？」

『…もう少し、時間が必要かと。』

嵐「そうか…以後慎んで行動しろ」

『「はい」』

この事は、千代も雪も知らない。

9年前のあの事件に…黒幕がいるなんて事は…