最強カップル！？3 (ページ9)

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11話　貴方side ページ9

ある日の放課後、いつも通りカルマと帰ろうとカエデたちを誘った。

ふと、スマホでニュースを見始めた私。

カルマ「明日槍が降るかも…」

『は？ニュース見ちゃダメなんですか？』

カルマ「スマホでニュース見てるAが珍しすぎて槍が降るって言ったの」

『嫌味か？いや、そんなわけないなうんうん。違う違う。』

なに言ってんだみたいな目で杉野に見られた…。地味にダメージ。

地味にダメージを食らった私は、あるニュースに目が止まった。

「…全国で鶏卵が供給過剰になり、出荷できず廃棄される卵が増えています」

『もったいない！！』

「ま、生鮮食品はたまにあるよね。こーいう事」

カルマ「ていうか、A今町歩いてるんだから静かにして」

『すみません…』

とは言うもののそれは無茶である。
黙ってられないのが私だからね！

杉野「開き直るなよ…」

またもや地味なダメージを食らった私にカエデが話しかけてくれた！天使かっ！

カエデ「Aっ！！」

『は、はいっ！』

勢いにビックリしたんだけど！！なんか変な返答しちゃったんだけど！！

カエデ「___________________！」

『へ？マジ…？』

カエデの提案に驚きを隠せない私だった。

____________

_______

_____

カエデ「というわけで！廃棄される卵を救済しなおかつ暗殺も出来るプランをAと一緒に考えました！」

『原案はほとんどカエデが考えたけどね。』

私が提案したのは、味の具合ぐらいかな。

三連休前のいつもはだらだら過ごしているこの日。珍しく学校にいる私を誉めてくれないかな？誉めてくれないよね！知ってた！！

莉桜「卵を暗殺に？」

寺坂「ケッ、飯作ってこれ(対殺せんせー弾)混ぜんだろ？そんなもんすぐに見破られるっーの。」

『ふふ、もう少し考えてまーす！』

カエデ「烏間先生にもお願いして、下準備もOK！」

烏間先生の返答をさえ切り校庭に集合させたカエデ。

全員が校庭にあるモノを見て驚きを隠せないようだった。

奥田っち「このフォルムで卵って…」

『さっすが奥田っち！！』

カエデ「そう、今から皆で巨大プリンを作りたいと思います！」

『名付けて！』

カエデ「『プリン爆殺計画…！』」

なかなかのネーミングセンスじゃね？(カエデ考案)