最強カップル！？3 (ページ30)

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part2　貴方side ページ30

『黙れって言われてなかなか黙れないのが私だよ中二半。どうしたの中二半。』

中二半｢銃乱射マジで五月蝿い。紅血の契約使うよ。｣

『静かにしまーす。』

紅血の契約使われるのは嫌だ。

ジャスティス「殺せんせー、何で俺だけ本名のままだったんだよ」

タコさん「今日の体育の訓練内容は知ってましたから、君の機動力なら活躍すると思ったからです。さっきみたいにカッコよく決めた時なら"ジャスティス"って名前でもしっくり来たでしょう」

そう言って笑うタコさんと唸り声をあげるジャスティス

タコさん「安心の為、言っておくと木村君。君の名前は比較的簡単に改定手続きが出来る筈です。極めて読み辛い名前であり、君は既に普段呼びやすい名前で通している。改名の条件はほぼほぼ満たしています」

でもね、と続けるタコさん。

タコさん「もし君が先生を殺せたなら世界はきっと君の名前をこう解釈するでしょう。
まさしくジャスティスだ、地球を救った英雄の名に相応しいと」

それはカッコいいな。

タコさん「親がくれた立派な名前に正直大した意味は無い。意味があるのはその名の人が実際の人生で何をしたか。名前は人を作らない。人が歩いた足跡の中に、そっと名前が残るだけです」

確かに、名前で判断されちゃ困るし大事なのは中身だね。

タコさん「もう暫くその名前…大事に持っておいてはどうでしょう。少なくとも暗殺に決着が着く時までは…ね」

という言葉にジャスティスも納得してた。

ちょっと待って。なんで私銃乱射なの？
そんなに銃乱射したっけ？

『ねぇ、私ってなんで銃乱射なの？』

タコさん「忘れましたか？肝試ししたときに銃を姉妹で乱射したじゃないですか！あれ怖かったんですから！」

あれ、根に持ってたのね…

『ごめんね、タコさん。』

中二半「全然美味しそうに聞こえない。」

『色が黄色だからじゃない？』

タコさん「勝手に人のコードネーム決めないでください！」

と、怒ると黒板の方を向きチョークで何かを書き始めた。

タコさん「先生のコードネームも紹介するので以後この名で呼んで下さい。

永遠なる疾風の運命の皇子……と」

『何1人ですかしてんだタコさん！』

と、私に続きみんなが反論。
結局、元の逆である
"バカなるエロのチキンのタコ"
で呼ばれたので、さんざんいじっておいた。

(コードネーム適当でごめんなさい。)