最強カップル！？3 (ページ23)

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14話　貴方side ページ23

イトナが去ってから、携帯ショップが破壊される事件が起きた。

『これ、イトナがやったの…？』

カエデ「どうしよう殺せんせー…」

殺せんせー「担任として責任を持って彼を止めます。彼を探して保護しなければ…」

タコが動けば自然とみんなもそれにつられて動くことになる。そうすればみんなの危険度も上がってしまう。でも、イトナを放って置くわけにもいかない。

『…今回は放っておいた方が賢明だと思う。』

カルマ「俺もAに同感だね。」

あいつの性格からして自分以外は使い捨ての駒。タコを殺すためならどんな犠牲も問わない。

正直言ってあいつに近づくとこれまで以上に危険が増えることは確かだ。
その危険の原因は私たち(私とカルマ)なんだけど…

殺せんせー「それでも先生は行きます。どんな時でも自分の生徒からこの触手を離さない。先生は、先生になる時誓ったんです。」

『ホントにしつこいな、このタコは。』

殺せんせー「もちろん。生徒のためならどんなにしつこくても助けに行きます。」

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放課後、律の解析で次にどこが狙われるかを解析し、イトナを待ち伏せ中。

自分でやれって？調べるよりも解析の方が面倒なんだよ。時間かかるし。律の方が解析なら速いし正確な気がするんだよね！

カルマ「なに自問自答してんの？バカなの？あ、元々バカか。」

『謝りなさいカルマ。世界中の私よりバカな人を謝りなさい。』

そういう意味じゃないんだよ。勉強じゃなくて。というカルマ。じゃあどういう意味なんだよ？

ガシャン

と、ショップが壊れる音がしてすぐ、壊した張本人…もといイトナがそこに立っていた。

苦しそうに跡を見ているイトナに話しかけた。

殺せんせー「やっと人間らしい顔が見れましたよ。イトナくん。」

こちらを見るも全く驚かずただタコを恨めしそうに見るイトナ。

イトナ「兄さん…」

殺せんせー「殺せんせーと呼んでください。私は君の担任ですから。」

タコに続き寺坂が口を開いた。

が、二人の言葉には耳を傾けようともせず弱った触手を振り回し始めるイトナ。

イトナ「…うるさい…勝負だ…！。今度は…勝つっ…！」

殺せんせー「勿論勝負してもいいですがお互い国家機密の身。どこかの空き地でやりませんか？暗殺それが終わったらその空き地でバーベキューでも食べながら、皆で先生の殺し方を勉強しましょう。」

と、どこからか串に刺したお肉や野菜。

…どうやって持ってきたの？