最強カップル！？3 (ページ19)

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part2　貴方side ページ19

『…アイドルってもしかしてM？』

と、思ったことを素直に言ってたら

カルマ「なに言ってんのA。」

と返ってきて地味にまたダメージ食らった。

いやだってさ？考えてみなよ。世間は今下着ドロいますよ～？って分かりやすく教えてくれてんのにさ？一番狙われそうなアイドルさんは呑気に外に下着干してんのよ？どうぞ取ってくださいって言ってるようなもんじゃん？
私だったらそんなことしないわ。つか、年中家のなかに干してるもん。外に出したくないし。

『何で私家とは逆のこんなとこにいるんだろ。…今日面白いドラマあるからリアルタイムで見たかったのに…』

カルマ「録画してあるから別にいいでしょ？そもそも、どんなに頑張ってもその時間は見れないじゃん。」

そうなんですよ。私はっきんぐみたいに集中してなにかをしてる以外だと2時とか3時まで起きてられない体質なのよ。…恨むぞ私の体質！！

カルマ「だからここに居ても問題はないでしょ？」

『いやあるわ。私の睡眠時間が確実に減ってるわ。』

いつも遅刻してんじゃん。とカルマ。したくてしてるんじゃないの。布団が私を離してくれないのっ！…ウソです。面倒なだけです。

真犯人を舞っていると、向かいの茂みにタコを発見。

『…考えてることは一緒ってことか。』

渚「あ、ホントだ。殺せんせーもおんなじこと考えてたんだね。」

それよりもさ、服装どうにかならないの？
丸いサングラスに、被った布を鼻のところでとめるとか、盗む側の服装だよそれ。

カエデ「見て！真犯人への怒りのあまり下着を見ながら興奮してる!!」

『たんに下着見て興奮しただけなんじゃ…』

寺坂「もう、あいつが真犯人にしか見えねぇぞ！！」

…珍しく寺坂に同感。

寺坂に同感って言うのは私がバカってことか？

カルマ「！……ねぇ、あっち。誰か来る」

…あれ？可笑しいな。暗殺と任務で人一倍気配には敏感なはずなのにな…？何であいつそんな早く気づくんだよ。

と素朴な疑問。

疑問の答えを探しながら見てみると黄色のヘルメットを被った大男。

やっぱり、犯人は別にいた。

そして、大男が下着を盗もうとした瞬間。

殺せんせー「捕まえたーーー！よくもナメた真似してくれましたね！押し倒して隅から隅まで手入れしてやります！ヌルフフフ」

『え、キモ…まさに報道通りじゃん。』

タコが真犯人を捕まえたので隠れる必要もなくなった私たちは草むらから出た。

殺せんせー「顔を見せなさい！偽物め！」