最強カップル！？sidestory part2 (ページ4)

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1　貴方&カエデside ページ4

そう聞いて勧められたのはフルーツ味の果実酒？っていうやつ。

『…普通のジュースみたい…』

莉桜「まぁ果実酒だしね～」

味が気になり一口飲んでみると

『…甘い』

メグ「そりゃあ果実酒だからね」

そこからなんだ飲めるんじゃんということで、果実酒の別の味を頼んだりした。

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カエデ「ごめん…！！遅くなった…！！」

メグ「おぉ茅野ちゃん、全然平気だよ」

『カエデぇ～。待ってたぁ！！！』

その声と同時にぎゅっと抱きしめられ動けない。

「「「「「？」」」」」

カエデ「え？待って、A？」

…Aってこんな感じだったっけ…？

『ん～？』

莉桜「Aー茅野ちゃんが困ってるから一旦手、離してあげな」

という中村さんの声も聞かず…

『やだ。カエデは私の。』

ふと見回すと飲みかけのグラスが目に映る

カエデ「A…もしかして酔ってる…？」

って言っても顔は紅くなってないし、呂律もちゃんとしてる。ただちょっとテンション？が高い気がする。いや…普段通りって言えば普段通りなんだけど…

取りあえずAをそのままにして近くの席に座った。

メグ「A酔ってるね」

『ん～？酔ってないよぉ～』

莉桜「取りあえずもう飲ませない方がいいだろうからはいお水」

『あ～！！私のお酒ぇ！！』

カエデ「…酔うとちょっと幼くなるんだ…。」

なんて思いながら慰めに頭を撫でるとにこにこと抱きついてきた

それはちょっと猫っぽくて…

莉桜「取りあえずカルマが止めてた理由はわかった。」

カルマくんがAをお酒を飲ませないようにしてたのは知ってる。理由は教えてもらえなかったけど。

でも、何となくわかった気がする。

普段が賑やかで明るく少し抜けたところがあるA。それは確かに彼女の長所だけど。普段のAとは全く違い、常に口角が上がり仕草や口調もいつもとは似てつかない程の変わりよう

要するに…

莉桜「普段とのギャップがありすぎて理性なんてあったもんじゃないね、これは。」

ということである。