part10 貴方side ページ21
その後、烏間先生を先頭にE組の皆、篝月の私たちと言う順番で進んでいくと、
烏間先生が階段で止まる。その視線の先には、ゴツい男が2人見張りとして立っていた。律曰く、ここから先はVIPフロアらしい。個々で雇った警備をおけるんだって。
「不意をついても一人が限界だろう」
『皆はそうかもね』
「皆は？」
『うーんそうだなぁ、雷火さんと、雪いってらっしゃい』
「どう見たって危険だろ！それにあの雪？とかいうやつなんかすぐやられちまうぞ！」
そりゃ、人間だったらあの型のいいやつはオトせない。が、雪は人間じゃないし、しかも名家ですから。あれくらいは大丈夫だろう。
雪「行ってらっしゃいって、ここで思いっきり切るわけにもいかないけど」
殺せんせー「でしたら、寺坂くん君の持っている武器なら問題ないでしょう」
寺坂「けっ、透視能力でもあんのかテメーは」
『国家機密だしねーまだなんか秘密隠し持ってそうだわ』
そう言いながら、寺坂が取り出したのはスタンガン。どっから手に入れたの、それと聞くと、臨時収入があったとのこと。…詳しくは追求しないでおこう。
寺坂が取り出したスタンガンを隠し持ち、警備の2人に近づく雪たち、相手がギリギリ気づかないかぐらいで、男の首元にスタンガンを当て、電気を流した。流れるような素早い動きに皆は絶句。(篝月の私たちは(^-^)ってしてます。こんくらいは、朝飯前だよ。)
「あの動き、全然目で追えなかった」
「人間の動きじゃねーよ」
と言う皆に又もや雷火さんが爆弾投下
雷火「だって俺ら人間じゃねーもん」
はい終わった〜確実に説明しなきゃいけない〜。ごまかし不可能〜
『何してくれんねん！！』
「人間じゃないって？」
『…すっごく簡単に説明するとね？』
「説明すると？」
『ここにいる、男子は全員ヴァンパイアです。』
「ヴァンパイアって吸血鬼のこと？」
『そうそう。』
「棺桶で寝るの？」
雪「ベッドで寝るよ」
「日光当たると死ぬとか？」
雷火「日光全然平気！」
「吸血されると、人間が吸血気になるとか？」
カルマ「吸血されても、人間は人間のままだよ」
「とりあえず、これ終わってからにしない？」
皆がそれに賛成したので、後々皆にあらとあらゆることを問い詰められることになる。
___________________
作者です。
この先の話についての注意点が一つ書き忘れていましたので、記載させていただきます。
･殺し屋が計四人になります。
これからもよろしくお願いします
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シロネコ(プロフ) - ごめんなさいm(_ _)m付け忘れていました…教えてくださり、ありがとうございます！ (2020年4月25日 10時) (
レス) id: 8963eb5752 (このIDを非表示/違反報告)
a - タグ付けないんですか？ (2020年4月25日 2時) (レス) id: 42ae005bb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シロネコ | 作成日時：2020年4月22日 23時
