part3 貴方side ページ3
気が付くと、そこは実験室のような場所だった。
取り敢えず動けるか確認するがどうやら拘束されているらしい。誰かいないかと、辺りを見回すと、ある人物がいた。
颯「やぁ、お目覚めのようだね」
『私を拘束して何が目的？』
颯「それは後々わかるさ。」
『これ、外してくれる？』
颯「それは無理かなぁ。まだ用事は終わってないからね。」
『その用事って、私を犠牲にする用事なのね。』
颯「勘が鋭いね」
『私をどうする気？』
颯「用事が終わったら、解放してあげるよ」
こいつと話していて分かったことは、２つ
私を殺す目的ではないこと
諏訪冬伽と思惑が違うこと…か
颯｢まだ見つかられちゃ困るから、さっさと終わらせようか｣
『…なにする気？』
すると、どこからともなく現れた奴らが、何かの準備を始めた。
『ねぇ、』
颯「なに？」
『あんた、私たちがあそこで戦うことを読んでたでしょ？』
颯「どうしてそう思うの？」
『あんだけの人数と戦ってたら、普通は気づくはずだよね？計画を考えて実行しているあんたなら特に。それでもあんたは来なかったし』
颯「今気づいても遅いけどね。」
『相当手慣れてるね。気配がなかったし。』
颯「おしゃべりはそこまでかな」
そういうと、腕になにかを刺された。血が抜かれてると同時になにか薬を入れられてる。そう気づいて取ろうとするけど、全身が拘束されているため動けない。すると、
颯「暗くて見えなかったけど、やっぱり綺麗な顔立ちしてるね。さすが皇妃家の人間って感じ」
颯は、そう言いながら私の頬とか眉を触ってきた。←気持ちわりぃ
颯「俺のにならない？そしたら、この計画やめてあげる。
と言われたので、
ゴンッ！←頭突き
『残念ね。
颯「戸惑いってとこかな？」
『残念ハズレ。今のあたしの感情はね。怒りよっ！』
もし拘束されてなかったら回し蹴りしてたぞ私。
カルマに前言われたんだけど、私って怒ると"あたし"って自分のこと言うらしい。
『わかったらさっさと出てって！』
そう言い放ったが、意識が朦朧とし始めた。
どうやら、篝月にある血を抜く機械と、ここのは違うらしい。だんだんと意識が薄れていき、スッと意識が途切れた。
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シロネコ(プロフ) - ごめんなさいm(_ _)m付け忘れていました…教えてくださり、ありがとうございます！ (2020年4月25日 10時) (
レス) id: 8963eb5752 (このIDを非表示/違反報告)
a - タグ付けないんですか？ (2020年4月25日 2時) (レス) id: 42ae005bb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シロネコ | 作成日時：2020年4月22日 23時
