part3 渚side ページ14
殺せんせーの言ったいい方法…
それは、相手から奇襲を使い治療薬を奪い取ることだった。
勿論、烏間先生は、反対。皆も戸惑っていた。
けど、他に妙案はなかったし、普段から鍛えている僕たちからすれば無茶な案ではなかった。
ということで、警備が手薄な崖をよじ登り、潜入を開始していた。
全員が崖を登りきったところで、監視カメラに映らぬよう木陰に隠れる。すると各々のスマホにて律が反応。
律「この扉の電子ロックは私の命令で開けられます。又、監視カメラも私達が映らない様に細工できます」
律がパチンと指を鳴らすと電子ロックが音を立てた。どうやらこれで入れる様になったらしい。
律のお陰でホテル内には侵入成功。エレベーターを使うワケには行かないので、表示されたマップの元、僕達は非常階段に向かった。
しかし、ここでも問題発生。一階ロビーの警備が思ってた以上に多いのだ。流石に全員通るのは難しいだろう。
誰か注意を引き付けられないかと考えていると、ビッチ先生が普通に通ればいいと言って、進んでいった。
皆は、慌ててビッチ先生を止めるが、ふと気づいた。
"あぁ、この人は、殺し屋だ"と
ビッチ先生が警備を引き付けてくれてお陰で全員が無事にロビーを突破することができた。
すると烏間先生が
烏間先生「さて、君らになるべく普段着のまま来させたのにも理由がある。入口の厳しいチェックさえ抜けてしまえばここからは客のフリができるのだ」
と。
どうやらこのホテルには、甘やかされて育った金持ちのボンボンが結構いるらしい
殺せんせー「さぁ、皆さんも世の中をなめた感じで歩きましょう」
いい感じてすね〜とか言ってるが本当に？
殺せんせー「ただし我々も敵の顔を知りません。敵もまた客のフリで襲ってくるかもしれない。充分に警戒して進みましょう」
「「「「はーい」」」」
_________
結構長い距離、廊下を歩いているが、すれ違う相手は、目すら合わせずに通りすぎていく。
無駄なトラブルを避けたいのは、互いに同じなんだろう
寺坂くんたちが、それなら、楽勝だと言いながら前へ駆け出した。が、不破さんがそれを静止する
それに逸早く気づいた烏間先生が二人を後ろへ追いやった。その直後、通りすぎようとしたおじさんがガスのようなものを噴射した。
不破さん曰く、このおじさんは、ドリンクを配った人らしい。その後も不破さんは、探偵並の推理を披露した。
が、烏間先生が毒ガスにやられてしまった。
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シロネコ(プロフ) - ごめんなさいm(_ _)m付け忘れていました…教えてくださり、ありがとうございます！ (2020年4月25日 10時) (
レス) id: 8963eb5752 (このIDを非表示/違反報告)
a - タグ付けないんですか？ (2020年4月25日 2時) (レス) id: 42ae005bb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シロネコ | 作成日時：2020年4月22日 23時
