【HQ】月に１度しか会えないアイツは、田中の妹だった【黒尾鉄朗】 (ページ11)

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9話「みに★がーるずとーく」ページ11

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貴方「…っはぁ………//」

谷地「んっ…ほぁぁ……//」

清水「…っ……ふぅ…//」

んんん…っ//

貴方「あったかぁぁぁあぁい…！」

谷地「練習後のお風呂って最高だよねぇ～…」

清水「生き返る…」

合宿一日目、21時。

ただ今至福のお風呂タイム！

ボール拾いやドリンク作り、タオルの準備も2校分となると、やっぱり大変だなぁ

もう動けない…動きたくないぃ…_( :з_ )_

貴方「ふぅ……」

谷地「…あ、そう言えばA、気付いてた？」

貴方「ん、何が？」

清水「……やっぱり…」

谷地/清水「はぁぁ～…」

二人がガクッと肩を落とす

貴方「な、なに…？
…もしかして、何か私にイタズラした！？」

谷地「そんなんじゃなくて、黒尾さんだよ！」

貴方「え、くろお…さん？」

黒尾さんと何かあったっけ…？←

清水「Aちゃんの事見てた」

谷地「試合の合間ずーっと！」

貴方「え、…えぇ！？全然気付かなかった…」

確かに手振ってきたりしたけど、それもアップの時だけだったし…

まさかその後も見られてたなんて(＠_＠;)

貴方「うーん、私トロいから目え付けられてんのかなぁ…」

色んなとこでドジるし、仕事も遅いから怒ってるのかも…

うう…(泣)

谷地「ぜぇっったい違うってー！ほんっっとAって鈍いなあ」

清水「…私でも、なんとなくわかるよ」

貴方「ど、鈍感で有名な清水先輩まで…っ！？」←

ううん…

なんで見てたの黒尾さん…

説明してくれなきゃわかんないよおお(T_T)←←

清水「好き」

貴方「……へ？//」

谷地「黒尾さんが、Aの事！絶対そうだよ～」

黒尾さんが、私の事を…？

清水「一目惚れ、かな？」

谷地「うふふ…ロマンチックですねぇ…(*´﹃`*)」

貴方「なっ、ないない！だって私トロいしドジだし、よくわかんないから…」

それに黒尾さん、ギャップ萌え(?)だからファンとか多そうだし…

私の事なんて…(*_*;

恋愛経験皆無の私の頭は、もうショート寸前だった

貴方「ごめん、先上がります！」

ｻﾞﾊﾞｯ

谷地「ちょ、A」

清水「大丈夫…？」

その時の私は、二人の声が聞こえなくなるくらい余裕がなかった

まだお風呂入ったばかりなのに

貴方「……//」

どうしてこんなに暑くて

のぼせそうなの……？？

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谷地「…はぁ…。黒尾さん、Aは手強いですよ…」

清水「…頑張れ」