EP.75-2 ページ24
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JN「あ、Aちゃんはその前にお風呂入ってきたら？昨日寝てる間にメイクは落としといたけど頭とか体が気になるだろうし」
「え、？あ..はい。そしたらお言葉に甘えて..」
JN「ん。その間に昼食頼んどくから」
言われてみれば昨日はメイクを落とさないまま寝たというのに顔にベタつきや気持ち悪さがなかった。人としても彼氏としてもどこまでも完璧なジンさんにお礼を伝えた私は起き上がろうと肘を付いて上半身を起こした。
その瞬間−−−
「わっ、..！」
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JN「..ごめん、やっぱあと10分だけこうさせて」
腕を捕まれ彼の方へと引き寄せられた私は簡単に布団の中へと逆戻り。お風呂を入っていないと指摘された手前さっきみたいに彼の背中に手を回すことも胸に顔を埋めることも出来ないし、なんなら彼は外に出た服で自身の布団の中に入られるのを好まないはずなのに...なんてジンさんの行動に少し驚く
「...き、汚いですよ？」
JN「さっき自分から密着してきたのによく言うよ」
と笑うから意地悪だと目を細め不服そうな顔で彼を睨む。
JN「うそうそ。Aちゃんなら例え2日お風呂入ってなくても僕は気にしないよ」
「やあ〜、そんな例え方しないでください」
JN「ははっ、冗談だって」
独特な例え話に怒るが彼が楽しそうに笑うから釣られて私まで笑みが零れる。結局その後抱きしめられたままくだらない話をしてすぐに約束の10分は経ってしまう。...ああ、離れるのが寂しいな、なんて思っていると誘ってきた側のジンさんはあっさりと私から離れてベッドから出ていってしまうから少しむかつく。
彼の中に私が"あともう少しだけ"と甘えてくる予想はなかったのだろうか。...いや、ないか。今まで甘えたのなんて片手で済む程度でしかないしそもそも恥ずかしくて上手く行動に移せないのだから
JN「着替える服はないからホテルのルームウェア使ってね」
「あ、はい」
せっかくの2人の空間、いつもより彼に甘えたいと欲が出る。もうお酒なんてとっくのとうに抜けているはずなのに今だってお酒のせいにして彼をどうにか繋ぎ止めようかと必死に考えてる自分がいて...
それでも現実はそう上手くいかなくて、考えている間に"ほら、行くよ"と呼ばれちゃうから仕方なくベッドから出た私は彼に手を引かれながらお風呂へと向かった。
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MM(プロフ) - りっちゃんさん» コメントありがとうございます！これからも楽しんで頂けるよう頑張ります:D (2022年5月7日 9時) (
レス) id: fae130da9f (このIDを非表示/違反報告)
りっちゃん(プロフ) - すごく面白いです！！更新楽しみにしています(^^) (2022年5月2日 0時) (レス) @page30 id: fca1d66de7 (このIDを非表示/違反報告)
MM(プロフ) - a7iamsohappysmpさん» コメントありがとうございます！EP76は今後の展開に重要な話になっていたのでとても慎重に考えました。書いては消しての繰り返しで..前回の更新から1ヶ月が経ち、心が折れながらも書いた話だったのでそう言って頂けて凄く嬉しいですTT。頑張ります！！ (2022年4月18日 0時) (レス) id: 818bd85fd3 (このIDを非表示/違反報告)
a7iamsohappysmp(プロフ) - ちょっとハラハラしましたが、素敵な展開ですね！続き楽しみにしてます。 (2022年4月17日 13時) (レス) @page30 id: a0daac40fc (このIDを非表示/違反報告)
MM(プロフ) - 三木ちゃんさん» コメントありがとうございます！教えて頂きありがとうございます。お知らせページにIDだけじゃなくURLを記載しようと思います！お手数お掛けし申し訳ないです。本編の更新も頑張ります！ (2022年4月3日 11時) (レス) id: 818bd85fd3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MM
| 作成日時：2021年12月30日 20時
