EP.66-1 ページ1
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JNside
"NJ「楽屋に携帯忘れたから取りに行ってください」"
撮影スタジオに着いてすぐにそうナムジュンから指示された僕は楽屋へ逆戻り。スタジオと楽屋までまあまあな距離があるからもちろん断ろうとしたが見計らっていたかのようなタイミングでナムジュンの個人撮影が始まってしまった。
なんで携帯？なんて思いながらも本当に必要なのかもしれないと弟想いな僕はこれから撮影が控えてるというのに仕方なく楽屋へ向かっているわけだけど...
「ジンさん！」
JN「...え、？あれ、..Aちゃん..？なんでここに..」
聞き覚えのある声に振り返ればここに居るはずのないAちゃんの姿に分かりやすく動揺する。
Aちゃんの横には不貞腐れて楽屋を出ていったはずのジョングクが居て、瞬時にナムジュンの言っていた"フォロー"とはAちゃんの事だったんだと理解する。..それと同時に僕を楽屋へと向かわせたのも計画の内だろうと分かり、わざわざスタッフ達が撮影現場に集まっているこのタイミングでAちゃんに会わせてくれたナムジュンの配慮に心の中で感謝する。
JN「僕が家出る前にここに来ること言ってくれたら行きの車に乗せたのに」
「私もそう思ったんですけどナムジュンさんがどうしてもジンさんには内緒にって言うので仕方なくタクシーで来たんです」
JN「ヤ〜〜、僕よりナムジュナ？」
「ええ、..？なんでそうなるんですか、」
そう言って困ったように笑うAちゃんが可愛くてわざと大袈裟に頬を膨らませて拗ねれば"これからはこっそりジンさんに言うようにしますね"と結局僕を優先してくれるから僕の機嫌なんてすぐに治る。
JK「......2人とも僕がいるの忘れてませんか」
そんな僕らのやりとりにポツリと呟くジョングクは数十分見ないうちに普段のジョングクに戻っていて、そうさせたAちゃんの存在は大きいんだなあ..と改めて実感する。
もちろんジョングクの事を忘れた訳では無いので瞬時に否定すればジョングクは僕とAちゃんの肩を抱き楽屋へと向かう。ちゃっかり僕らの間を確保するジョングクに呆れるがその反面可愛い弟の行動に愛おしさにも似た感情を抱いているのだから僕も大概だ。
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MM(プロフ) - りっちゃんさん» コメントありがとうございます！これからも楽しんで頂けるよう頑張ります:D (2022年5月7日 9時) (
レス) id: fae130da9f (このIDを非表示/違反報告)
りっちゃん(プロフ) - すごく面白いです！！更新楽しみにしています(^^) (2022年5月2日 0時) (レス) @page30 id: fca1d66de7 (このIDを非表示/違反報告)
MM(プロフ) - a7iamsohappysmpさん» コメントありがとうございます！EP76は今後の展開に重要な話になっていたのでとても慎重に考えました。書いては消しての繰り返しで..前回の更新から1ヶ月が経ち、心が折れながらも書いた話だったのでそう言って頂けて凄く嬉しいですTT。頑張ります！！ (2022年4月18日 0時) (レス) id: 818bd85fd3 (このIDを非表示/違反報告)
a7iamsohappysmp(プロフ) - ちょっとハラハラしましたが、素敵な展開ですね！続き楽しみにしてます。 (2022年4月17日 13時) (レス) @page30 id: a0daac40fc (このIDを非表示/違反報告)
MM(プロフ) - 三木ちゃんさん» コメントありがとうございます！教えて頂きありがとうございます。お知らせページにIDだけじゃなくURLを記載しようと思います！お手数お掛けし申し訳ないです。本編の更新も頑張ります！ (2022年4月3日 11時) (レス) id: 818bd85fd3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MM
| 作成日時：2021年12月30日 20時
