彼氏系女子【緑】

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「 A〜 」


A「 ん？なんや？ 」


「 仕事行きたない 」


A「 絶対行け 」









Aと半同棲し始めてから、


ずっとこんな感じや…


完全に尻に敷かれてる感じするけど、


俺は別にええねん。


ヒモ男でも、Aの近くにおれたら。









「 う〜行ってくる〜 」


A「 おん、いってら 」


「 今日も芸能人、頑張ってきます！ 」









俺が敬礼しながら言うと、


「 なんやねん、それ 」って笑ってくれる。


笑ってんのほんまかわええわ。









Aにバイバイして、


マンションの下に行くと、


木下さんの車が止まってた。









木下「 相変わらずラブラブですね 」


「 んふ〜羨ましいやろ〜 」


木下「 その顔やめ、気持ち悪いわ 」









運転席にいる木下さんに、


顔を近付けて、惚気話したら、


デコピンを食らった。









Aと付き合い始めて2年…


木下さんがマネージャーになって、


1年が経とうとしていた。









公表は出来ひんから、


こうやって木下さんに惚気話してる。


「 嫌々聞いてる 」って言ってたけど、


全然そんな気しないんよな〜(笑)









木下「 あ、そうだ。今日さ、事務所の後輩と一緒になるらしいよ 」


「 ほんま？面識あったっけ？ 」


木下「 めっちゃある人 」









木下さんの言葉で、


とある人物が出てくる。


事務所の後輩で、面識めっちゃある人…


もう、アイツしか居らんやろ…







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