彼氏系女子【緑】

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オフ1日目は、のんびり過ごし…


何も考えず床につこうとした。


でも久しぶりで、緊張してんのか、


全然寝られへんかった。









頭では「 寝なあかん 」って分かっとるのに、


なかなか行動に移せへん。


ちょっと気分を落ち着かせるために、


ベランダに出てみる。









もう春やけど、まだ夜は肌寒い。


そういえばここで、


Aに告白したな〜って









あの時ものんちゃんに、


「 アタックせな！ 」って言われたっけ…


もうあれから2年も経ってるんか…


ほんまに、時間が過ぎるのは早い。









流石に寒くなってきて、


リビングに戻り、時計を見ると、


針は、2時を指していた。


あかん、ほんまに寝な。









急いでベッドに入って、目を瞑った。


目覚まし時計をかけ忘れていることに、


全く気付かずに…









目が覚めて、携帯を見ると、


画面には11:24の文字…


集合時間は12:00…


あと36分しかないやん！！









急いで着替えて、


たまたま冷蔵庫に入っていた


魚肉ソーセージを口の中に放り込んで、


急いで外に出た。









ほんまに急いだけど、


集合場所は家から30分以上かかる場所。


絶対に間に合わへんかった。









「 A！遅れてほんまにごめん！ 」


A「 ええよ、今来たとこやし 」


「 ほんまにごめんなぁ… 」


A「 そない謝らんでええって。ほな、行こか 」









Aは俺の手を取って、


ズンズンと歩いて行った。


彼氏っぽい、Aが大好き…







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