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76. ページ28

「神のトップである私が直々に出てきてやったんだ。感謝しろ」

フィン(あれが……チアキちゃん?まさか神様だったなんて……)

ライオ「……前に1度、聞いた事がある」

マッシュ達「?」

ライオ「昔、1人の少女を気に入った神のトップはその少女に自分の跡を継いでもらう事にした…だがその少女は魔法が使えない…その代わりに‪”‬能力‪”‬という魔法よりも威力が高い力を持たせたという話だ……もしかしたらその少女は……」

【チアキなのかもしれない】

……どこからそんな話が出てきたからは知らんが……今はどうでもいい。あのクソ野郎を粛清してやらないと気がすまぬ

イノセント「ダークネス、ディザスター」

ゴォ!

フィン「あ、危なっ」

スルッ

「はぁ……貴様のような者に、この目を使うのは勿体ないな…この目を使ってやるだけ感謝しろ……神と名乗る悪魔よ」

【反物質の目】

反物質の目……この目は視界に入った生き物を全て溶かし殺す代物……例えその見たものが自分の手でも生き物ならなんでも溶かす
その身をもってしれ、本当の死とは何か

ドロッ

イノセント「!?(手が溶け始めた!?あの目……想像以上に厄介だ……ならば)その目、潰させてもらう!」

「果たしてそのような事が出来るのか……私は神のトップだぞ?今の発言、貴様は全ての神を敵に回した事になったぞ」

イノセント「何……」

「私に敵を向ける……という事は全ての神を敵に回すのだよ。私は現帝王神メルトリアの師匠だぞ?……と言っても、無知の貴様は知らないようだが……神を名乗りたいのならば私を殺して見せろ。完全に絶命させて見せろ。そしてメルトリアを殺し、完全なる勝利を勝ち取ってみせよ」

だが私は簡単にやられる気はサラサラない
こんな奴にやられては他の神々に合わせる顔が無くなるからな……それに、部下達にも申し訳ない
……本当に私が神のトップにたっていていいのだろうか。私は本当は普通の子供として過ごしていたかったんだがな……
先代と出会ってから全てが変わってしまった…………だがその分面白いことを知れたし、少しは感謝しているぞ

自然秩序支配【生法なる自然の摂理】

「貴様をこの世界の異分子として排除させてもらおう。嗚呼、言い方が悪かったな。私が消したいのは闇魔法だ。先代が面倒な魔法を作ったせいで人間が滅亡なんてシャレにならないからな」

イノセント「なんだと…」

そろそろこの状況を変えようか……

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作者名:猫ちゃ 低浮上過ぎの馬鹿 | 作成日時:2024年2月11日 18時

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