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後ろからゴブリンどもの襲撃……あんな雑魚共をよこすなんて……随分と舐められたものだ……
かと言って私がここで抜けたら危険だ
いや……オーターさんやライオさんがいる。さっきも言った通り私の魔力を渡せば何とかなるだろう
幸い私には霊力、神力、帝オーラがある。霊力に関しては無限だ
帝オーラは使い時を見謝れば終わりだ
ズガッ シュゥゥ
「!?オーターさん何をッ」
オーター「ここは私に任せろ」
……あの怪我で?……無謀にも程がある。仕方ない……ここは私の魔力を渡してから行くとしよう……
オーター「最も合理的だと判断しただけだ。行け」
レイン「行くぞお前ら……!!」
ドット「オーターさん!!死なないでくださいね!!俺達、オーターさんから股色んな事教わりたいんです!!」
オーター「……ドット・バレット、ランス・クラウン……三男相手に、よく頑張ったな」
ドット「信じてるんで!!」
「……」
ランス「チアキ、行くぞ」
「……お前らは先行け。僕はオーターさんに渡す物がある…今じゃないと意味が無い…安心しろ。すぐに追いつく」
ランス「……ちゃんと来いよ」
……さて……こんなでかい穴開けて何がしたいんか……まぁ良いか……オーターさんに魔力だけ渡そうと思ったが、死なれちゃ困るし……神の加護を付けてやる
ブンッ
ガキィン!
オーター「!なぜお前が居る……チアキ」
「たかがゴブリン共に袋叩きにされるなど……神格者としての名が廃れるな。まぁそんな事はどうでもいい……オーター・マドル。お前に神の加護をさずけ、私の魔力を与える」
ピカッ
オーター「な…なぜ……そこまでする」
……なんでか……理由なんてないが……理由をつけるとしたらそうだな……
「お前は僕と違って周りから信頼されている…そんな奴が、こんな奴らに負けるなど……私が許さん」
オーター「!」
「それに、お前にはワースが居る……弟残して死ぬなんて絶対にするな。残された側の気持ちを考えろ」
オーター「……そうだな…お前の言う通りだ……この戦いが終わった後、その話し方等について色々聞かせてもらおう」
「……気にする所そこじゃないんだけどな……まぁ良い……ただし全て終わったらだ」
よし……魔力は加護を付ける時一緒に流し込んだ。なるべくオーターさんの魔力と合わせて流したから違和感は無いはずだ
……私の魔力を無駄遣いするなよ
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作者名:猫ちゃ 低浮上過ぎの馬鹿 | 作成日時:2024年2月11日 18時