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ﾄﾞﾐﾅ｢……仕方ない…｣
ｶﾞｼｯ
｢え｣
ﾄﾞﾐﾅ｢行け､ウォーターズ｣
ﾄﾞｩｯ
ﾄﾞｶﾞｯ
｢痛っ｣
あいつまさか……自分を犠牲にしてまで僕らを生かそうとしたって言うの……?
マッシュならまだわかる｡なんで僕まで……僕は前にお前を負かした奴なんだぞ……お前が1番嫌いな奴のはずだぞ……なのに
なんで僕を助けたんだ｡ドミナ
ー神格者達に保護されてー
ｷﾞｭｯ
｢い”っ｣
ﾚｲﾝ｢自業自得だ｣
｢だとしても思いっきり火傷した所押すのは違くない??｣
ﾚｲﾝ｢……｣
｢おいこら｣
あの後駆けつけた神格者達に保護された僕とマッシュ｡僕は闇の力が混ざったマグマによって火傷､マッシュはメリアドールさんの所に治療という名の拷問に……
可哀想に､いきなり重りを取って殺り合うから……全身筋肉痛でそんな事になるんだよ←
ﾚﾅﾄｽ｢にしても､お前も馬鹿だよな｣
｢は?｣
ﾚﾅﾄｽ｢敵であるドミナも一緒に助けようなんざ､馬鹿のやる事だぜ｣
｢…別にいいでしょ｣
ﾚﾅﾄｽ｢その声色は何か隠してんな〜?｣
｢何も?｣
正直言おう｡あいつと僕は似ている……どこがって……親に愛されなかった所だよ
僕は産まれた時から必要とされていなかった｡元魔法不全者だから
あいつは良いように利用されていた｡初めて会った時から何となくそんな気はしていた
ﾚｲﾝ｢暫くは安静にしていろ｣
｢嫌に決まってんじゃん｡悪いけど僕は少し用事があるから｣
ﾚﾅﾄｽ｢用事だァ?｣
｢そ､だから今から行ってくる｣
ﾚﾅﾄｽ｢今からって……まだ治りきってねぇのに行くのか?馬鹿かお前｣
｢馬鹿言うなサボり魔め｣
ﾚﾅﾄｽ｢……｣
はい論破(?)
ちなみに用事っていうのはカルドさんとオーターさんにとある3人に修行をつけて欲しくてね
イノセントゼロを相手にするんだったらもっと力を付けてもらわないと困るんだよ
｢あ､そうだ｡レナトスさんとレインにいい物あげるよ｣
ﾚﾅﾄｽ｢?いい物?｣
｢そうそう｡レナトスさんはあんまり意味は無いと思うけど…｣
【不死の恩恵】
ﾋﾟｶｯ
｢これで多分大怪我にはならないはず｣
ﾚｲﾝ｢…恩恵?｣
｢神様からの贈り物だと思って｡ちなみにその恩恵は取れる事ないから｣
ﾚﾅﾄｽ｢はぁ?それじゃレイン一生死なねぇじゃん｣
｢大丈夫｡その恩恵は宿主が寿命で死ぬか僕が死なないと取れないから｡不死の恩恵と行ってもそこら辺は少し違うんだ｣
不老不死の恩恵間違えて自分に付けちゃったけどね
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作者名：猫ちゃ 低浮上過ぎの馬鹿 | 作成日時：2024年2月11日 18時
