人ならざる者､魔法学校へ行くらしい

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ｶﾙﾄﾞ｢まぁ仕方ないか〜僕は人材管理局局長だけど…｣

ﾏｯｼｭ｢やります｣

……そんな食い気味に行かなくとも……というかやっぱりカルドさん脅しまがいな事したなぁ……まぁこの人だから許させるんだろうけど……
権利を乱用するな←それはそう

ｶﾙﾄﾞ｢まぁタダでやらせるのも可哀想だし｡僕に勝てたら､この試験を無条件でパスさせてあげる｡チアキもやりますか?｣

｢やる訳ないでしょ……｣

なんで僕もやると思ったんだこの人……←
そんな暇そうに見えるか?まぁ実際暇人だけども……!!←

ﾏｯｼｭ｢ちなみに何するんですか｣

ｶﾙﾄﾞ｢簡単なゲームだよ｣

ﾌｨﾝ｢……｣

ｶﾙﾄﾞ｢あっち向いてホイだ｣

うっわ……この顔絶対何かしら企んでるなこの人……大人気ないぞ!!←
とは言っても……マッシュが気づくはずもないかぁ……まぁとりあえず見てようか

ﾋﾟｯ ｶｯ

ﾏｯｼｭ｢…円?｣

ｶﾙﾄﾞ｢勿論本来のあっち向いてホイとは少し違う｡じゃんけんは無し､さらに僕が最初に指を刺す｡君は3つ数えるまで指先の方向を向いていなければ勝ちだ｡その円から出ずにね｣

……圧倒的マッシュが有利､でもこの人がこんな単純なゲームやるわけないし……絶対なにかほかの事企んでるな?←疑り深い

ﾏｯｼｭ｢ガッテン｣

ｶﾙﾄﾞ｢3回勝負でいこう｡君が全部避けられたら勝ちだ｡それじゃぁ行くよ｡あっち向いて…ホイ｣ﾋﾟｯ

ｺﾞｫｯ

ｶﾙﾄﾞ｢3……2……1｣

ｸﾞﾝｯ

ｶﾙﾄﾞ｢0｣

うっわぁ本当にこの人は……まぁマッシュだからできる芸当だから良いけどさぁ……マッシュ以外だったら今頃死んでたよ?←こっわ

ｶﾙﾄﾞ｢おっいいね｡じゃぁ次行くよ｡あっち向いて…ホイ｣ｽｯ…

2方向とかこの人勝たせる気無いじゃん……まぁそりゃそうか｡この人は魔法不全者処刑派だから魔法局に入れたくないのは当然……当たり前か……

ｶﾞﾝｯ

……うん……マッシュって脳筋だからなんでも素手でやろうとするんだった……←今更

ｶﾙﾄﾞ｢この程度だと素手でどうにか出来ちゃうのか｡面白い……面白いよ｣ｶﾁｬ

ﾏｯｼｭ｢!｣

ｶﾙﾄﾞ｢この剣に掛けられた魔法の黒炎は触れたものが燃え尽きるまで燃え続ける｡つまり触れたら君は死ぬまで燃え続ける｡これでさっきのように受ける事は不可能だね｣

この人……まじで殴っていい?←ｽﾃｲ!
いやマジで､勝たせる気ないじゃん｡そんなに嫌いか魔法不全者が

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