人ならざる者､魔法学校へ行くらしい (ページ36)

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ﾚｲﾝ｢!｣

ﾏｰｶﾞﾚｯﾄ｢反撃しない方がいいわよ｡貴方が唱える呪文に反応して爆発するわ｡そこの彼女は分かっていたみたいだけど……(何故分かったかは後で聞くとして……)……レイン･エイムズ､ミヤノチアキ｣

後で面倒くさい事になりそうだからレインにくっついて行こ←おいこら
だって僕マーガレット苦手だもん←

ﾏｰｶﾞﾚｯﾄ｢人は何故刺激を求めるか…分かる…?｣

いや知らんがな←
というかそれを聞いてどうするんだよマーガレット←お黙り

ﾏｰｶﾞﾚｯﾄ｢私達は刺激が無くても不自由無く暮らせるはずなのにそれは何故?答えは簡単｡退屈は死も同然だからよ｣

ﾏｰｶﾞﾚｯﾄ｢私達は刺激の為に生きているのよ｡それなのにアナタ､他人に世話を焼いているなんて随分悠長じゃない｡つまらないわ…そんな価値観の人間が私を満たせるとは思わない…｣

ﾏｰｶﾞﾚｯﾄ｢早くどいてちょうだい｡私はマッシュ･バーンデッドに会いにいくの｣

……この人時々顔怖くなるのなんなのさ……←気にしちゃダメよん

ﾚｲﾝ｢生意気な後輩だ｣

ﾏｰｶﾞﾚｯﾄ｢!｣

ﾚｲﾝ｢その生意気な後輩が言っている｡この世界の認識を変えるとな｣

ﾌｯ

ん〜この気配､さてはレイン､サモンズ使う気だなぁ?いやーこれで2回目だね｡使う所見るのは
……とは言え､この人相手にサモンズは警戒しすぎじゃなーい?←そう思ってるのは君だけ

ﾋﾞｷｯ

ﾚｲﾝ｢その後輩の無謀な覚悟を､俺は見届けるだけだ｣

今思ったんだけどさ､この人って神格者の権威に一切の興味を示さないのにこうも動くなんて……さてはオーターさんら辺に何か言われたなぁ?←正解
オーターさんは初めっから選抜試験をさせる気は無かった感じか〜……これは許せないなぁ……今度会ったら殴ってやる←怖

ﾚｲﾝ｢オーター･マドルに言われたのか?｣

ﾏｰｶﾞﾚｯﾄ｢!｣

ﾚｲﾝ｢学内事に関心を持たないお前がわざわざ…オーター･マドルの仕業としか思えん｣

ﾏｰｶﾞﾚｯﾄ｢あら､なんの事かしら一体…｣

レインと同じ事考えてた……え､なんかやだ←え
いや……レインはそこそこ信用してるけど､神格者だからさ……完全には信用してないんだよね←

ﾚｲﾝ｢お前が狙ってるマッシュ･バーンデッドは魔法が使えない｡この世界で魔法が使えない事は人権が無いも同然……普通の人間なら絶望するだろう｣

僕もそういう人達を何人も見てきた｡手を差し伸べれば馬鹿にされたなぁ……