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零羅side
おそらくだが……あいつは……
｢人外の可能性が高いな……｣
チッ…面倒事に巻き込みやがって……次あったらタダじゃ置かないからな……←怖っ
ｲﾉﾘ｢え……あの子人外なの……?｣
｢恐らくな｡確証は無いがあれは……実験体…まぁ力からしてNo.は低い方だろうな｣
逆に力を隠している可能性もあるのか……本当に面倒だ｡こんなんなるんだったら初めっから助けなきゃ良かったぜ｡
国連｢あの……あなた方は……?｣
ｲﾉﾘ｢えっと……私は佐川衣乃里です!そしてこっちが親友の……｣
｢零羅だ｡｣
ASEAN｢名前からして……日本の方でしょうか?｣
｢元日本人だな｡今はもう日本人の血なんて流れていないぞ｡こいつは知らんがな｣
ｲﾉﾘ｢私はまだ少しだけ残ってるよ｣
ほんなら良かったわ｡たまに居るんよ､能力に目覚めると元々の国の血を無くすやつ｡それがう私なんやけどね
EU｢?どういう……｣
｢それは追々……な?｣
この反応からして……知らないな｡こいつら
NATO｢お前ら……人外か……?なんか少し獣臭いぞ｣
ｲﾉﾘ｢失礼な!まだちゃんと制御出来てないけど……ちゃんと洗ってます!｣
｢いやそこガッツく所じゃねーよ｡｣
まぁ確かに失礼ではあるけど!それでもここは食いつくところじゃない｡
｢てかウチは違ぇよ｡｣
ASEAN｢怪しいですね｣
ｲﾉﾘ｢それは私も思った｡親友なのに種族教えてくれないし｣
｢いつも言ってるだろ｡私は一応人間だって｣
一応な一応｡まぁ日本人の血が流れてないのはちょっと……事故でね?これは仕方の無いことなんだよ
国連｢一応?｣
｢あ"ーこの話は辞めだ｡キリがねぇ｣
とりあえずここから出る方法を探さねぇと……とは言ったものの……何もこの部屋に着いて情報がないんだよな……何かあればな……はぁ……仕方ない､今は出られるまで大人しくしておくか……
ﾎﾟﾝｯ
ｲﾝﾄﾞﾈｼｱ｢うぇっ!?｣
ｵﾗﾝﾀﾞ｢あぁ!?｣
ﾄﾞｻｯ
……は?増えたんだが?←ちょいキレ気味
ふざけんな｡これ以上面倒事を増やすなクソが……
国連｢大丈夫ですか?｣
ｲﾝﾄﾞﾈｼｱ｢う……何とか……ってここ何処!?｣
ｵﾗﾝﾀﾞ｢うるさい……てか誰だよ｣
ｲﾉﾘ｢佐川衣乃里です!こっちは｣
｢四鬼零羅｡宜しくする気はない｣
ｲﾉﾘ｢ちょっ!ごめんなさいこの子悪気は多分無いです!｣
多分って……てか本当だろ｡なんでよく分からん奴らと仲良うせんといけんの?←
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作者名：猫ちゃ 低浮上過ぎの馬鹿 | 作成日時：2023年4月3日 23時
