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「僕の1番はAちゃんだよ。なのにAちゃんの1番は僕じゃないの?…そんなの、可笑しくない?」



『……いや、それは』



「僕なにか間違ったこと言ってるの?」




当たり前だ。こんなの間違ってる。"1番"を押し付けたり、欲しがったり。


間違ってるのに。


…このテヒョンくんの目に見つめられると、言葉に詰まる。







いやけど。



ここで引いたら、ますますテヒョンくんがヒートアップしてしまうだけだから。





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『……テヒョンくん、…どうしてそんなに私に固執するの?』



「…え?固執なんか、」



『…友達って、そんなにお互いをしばりつける存在じゃないよ。』



「………、」


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私のその言葉に、テヒョンくんは黙ってしまった。


その手がなんだか震えてるように見えたけど、私は続けた。







『私、彼氏のことを大事にしたいの。…だから、ごめんね、…テヒョンくんの1番にはなれない』







ちゃんと、テヒョンくんの目を見て。ちゃんと、自分の気持ちを。






「……、」




それでも何も言わないテヒョンくんに、ごめんね、と背中を向けた。






.









これでいいんだよね。





自分にそう言い聞かせ、私はユンギ先輩の元へ走った。









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「……



あ、トモダチだからダメなのかな?」




そんな呟き、聞こえるはずもない。

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ちむたろう(プロフ) - さきさん» えぇ、嬉しすぎます!さきさんのストライクゾーンを無事射抜けたようで嬉しいですふふふ!(⌒-⌒)「?」本当に気に入って頂けたみたいで嬉しいです!ありがとうございます.......!! (2020年3月10日 16時) (レス) id: 480aaa9b57 (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - ところどころ、「?」につながっているところとかこの犯人が誰かわからない、ちょっと身震いしそうな物語マジでストライクゾーンです。素敵な作品ありがとうございます!!もう私の頭からはストックホルム症候群は離れそうにないです(( (2020年3月9日 22時) (レス) id: 71073e79d4 (このIDを非表示/違反報告)
ちむたろう(プロフ) - いつきさん» いっちゃん…あんた嬉しい事言って…!!!(誰だよ ありがとう!そんなふうに言ってくれて嬉しい!!更新頑張るよ!最後に言わせて、すき(はーとはーと) (2020年2月18日 23時) (レス) id: 4df5af503c (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - すごい引き込まれています…凄すぎます。毎日毎日更新される通知が来るたび見ています、本当に大好きな小説です…。これからも応援しています、頑張ってください( ; ; ) (2020年2月18日 23時) (レス) id: 317f2047c2 (このIDを非表示/違反報告)
ちむたろう(プロフ) - さくらんぼさん» さくらんぼさん!『最後の手紙』、大好きです!(●´▽`●)コメントありがとうございます!嬉しいです!ユンギさんですか…!ふふ、最後までお付き合いくださいね(¯v¯)!素敵なコメントありがとうございました! (2020年2月18日 22時) (レス) id: 4df5af503c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:uni x他1人 | 作成日時:2020年2月15日 17時

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