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友達。その定義は人によって異なるだろうけど。少なくとも私は、彼をトモダチだと思ったことは無かった。
けど。心底寂しそうに俯いてる彼を前に、否定的なことを言えるほど私も冷血人間ではないし。
そうか。きっとテヒョンくんにとって、私はトモダチなんだ。
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『……えっと。ごめんね。そうだね、
トモダチ、だよね。私たち。』
そう言って二ヘラ、と笑う。引きつってるだろうけど。
否や、テヒョンくんは顔を上げ、わかりやすくぱぁあ、と表情を明るくした。
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「……本当?よかったぁ、トモダチだよね、僕達、」
『う、うん、』
「へへ。じゃあこれからも話しかけていいよね?
トモダチなんだから。」
こてん、と首を傾げる彼の目が、少し陰った気がした。けど、首を横にふれるわけもなく。
『……もちろんだよ、』
そう言って、また下手くそに笑う。そんな私に、やったぁ、とテヒョンくんが頬を染めるから。
…まぁ、いいか。と思った。
いや。けど悪いことしたな、テヒョンくんに。
いくらストーカーのことで悩んでたとは言え、関係ない彼に冷たい態度をとってしまってた気がする。
都合いいかもしれないけど、それでも。
『……よろしくね、テヒョンくん、』
そう言って手を差し出した。罪滅ぼしの、握手。
「…よろしくね。Aちゃん。」
そう言って私の手を取った彼。
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「トモダチになれたね、やっと。」
そんな呟きは、私には聞こえなかった。
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ちむたろう(プロフ) - さきさん» えぇ、嬉しすぎます!さきさんのストライクゾーンを無事射抜けたようで嬉しいですふふふ!(⌒-⌒)「?」本当に気に入って頂けたみたいで嬉しいです!ありがとうございます.......!! (2020年3月10日 16時) (レス) id: 480aaa9b57 (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - ところどころ、「?」につながっているところとかこの犯人が誰かわからない、ちょっと身震いしそうな物語マジでストライクゾーンです。素敵な作品ありがとうございます!!もう私の頭からはストックホルム症候群は離れそうにないです(( (2020年3月9日 22時) (レス) id: 71073e79d4 (このIDを非表示/違反報告)
ちむたろう(プロフ) - いつきさん» いっちゃん…あんた嬉しい事言って…!!!(誰だよ ありがとう!そんなふうに言ってくれて嬉しい!!更新頑張るよ!最後に言わせて、すき(はーとはーと) (2020年2月18日 23時) (レス) id: 4df5af503c (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - すごい引き込まれています…凄すぎます。毎日毎日更新される通知が来るたび見ています、本当に大好きな小説です…。これからも応援しています、頑張ってください( ; ; ) (2020年2月18日 23時) (レス) id: 317f2047c2 (このIDを非表示/違反報告)
ちむたろう(プロフ) - さくらんぼさん» さくらんぼさん!『最後の手紙』、大好きです!(●´▽`●)コメントありがとうございます!嬉しいです!ユンギさんですか…!ふふ、最後までお付き合いくださいね(¯v¯)!素敵なコメントありがとうございました! (2020年2月18日 22時) (レス) id: 4df5af503c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:uni x他1人 | 作成日時:2020年2月15日 17時