無能と多重人格 (ページ15)

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11話ページ15

『…ん？ここは？……』

ペ神「保健室だよ」

『え？私なんで保健室なんかに？』

ペ神「君アスターちゃんだよね？」

『!?(まずい、ここでそうですなんか言ったらやばい事になる！どうせまたアスターが何かやらかしたんやろうし…)』

『違います』

ペ神「いゃ、全部声に出てたから」

『(´・ω・｀)』

『アスターとどうゆう関係なんですか？』

ペ神「彼s(((殴

ペ神「なんで殴るの!?」

『すみません、手が勝手に(真顔)』

ペ神「前世で仲間だったんだよ。同じ幹部として。友人として。」

『幹部？アスターはどんな子だったのですか？』

ペ神「あの子はね。なんに考えてるのかよく分からないし。全て1人で抱え込もうとするし。無口で、馬鹿で、偉そうで……」

ペ神は泣き出した。

ペ神「それでも、人思いで、優しくて、しっかり者なんだよ……
あの子が軍全体の人達に嫌われる必要なんて無かった。あの子があの時死ぬ必要なんて無かった。俺達はあの子を守ることができなかったんだ…」

あの日