青学一年レギュラーの皇子様 (ページ41)

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不二side

昨日、紅志のせいなのかな？で、怒られたから今日は部活もないし、出かけることにした

紅志はちゃんと時間通りにきた。

「おはよう」

『...ほぇ』

紅志がポカンとしてる

「どうかした？w 」

『いや、別に』

顔を逸らして言うから明らかに怪しい。紅志の顔をこっちに向かせてもう一回とう

「どうかした？」

すると紅志は真っ赤になってボソボソ呟いた

『かっこいい...す』

「ありがとう」

『...』

あ、怒った

「怒った？」

『別に怒ってない』

めっちゃ勢いよくそっぽ向かれても説得力ないですよ

「ごめんごめん」

『...』

「じゃあ行こうか、何時までこんな所にいてもしょうがないしね」

紅志に手を差し出す、戸惑いながらもちゃんと手を掴んできた

「アイス買ってあげるから」

『へへっ、うぃっす』

パァァと効果音がつきそうなくらい笑顔になった、本当単純

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菊丸「むむむ」

大石「おい、英二」

物陰から二人を見ている二人がいた

菊丸「よし、ついてくぞ！大石」

大石「え、ちょっと...英二ぃ」

不二と紅志を尾行し隊

起動開始

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さっき言ったとおりアイスを買ってあげて、紅志は嬉しそうに食べてるんだけど

「やっぱり、それ...ちょうだい？」

『うぇ...？』

ダメなんだけどそのアイスは

「他の買ってあげるから」

『うぅ。』

紅志はしぶしぶ僕にアイスを渡した。
そして新しくソフトクリームを買ってあげた。

『やった』

またそれを食べ始めるんだけどさ、やっぱりダメなんだよ

「紅志...わざと？」

『？』

じゃないね、紅志...食べ方、ちょっとダメ。
僕が耐えられない

「そんな顔して食べちゃダメだよ」

『え？普通なんすけど』

「誘ってる？」

『...違うっすよ！//』

「カップのアイスにすれば良かった」

失敗した。さっきからチラチラこっちみてくる奴らいるし、これ絶対紅志1人にしちゃダメだ

『ふぅ...ごちそうさまでした！』

「はい」

あれこれ考えてるうちに紅志もアイスを食べ終わった

「じゃあ行こうか？水族館」

『うぃっす！』

おっと、ちゃんと予防しないとね。

『手繋ぐんすか？』

「うん、虫除け」

『？』

「なんならキスするよ」

『いいっす、行きましょ』

「残念^^」

まぁいいか。ちゃんと手は繋いでくれるし
よっぽどの事がない限り離れないから

「僕から離れないでよ」

本当に