37 ページ37
三十分後、タカさんが戻ってきた。
菊丸「おかえり、タカさんっ」
大石「おかえりぃ」
手塚「む？」
「いらっしゃい」
『...うぃっす』
タカさんの後ろに紅志が居た。ほら、僕の言った通りでしょ
菊丸「こちび〜！」
英二が早速紅志に絡んで大石が止めてる。
「紅志、座っていいよ」
『はい』
適当に紅志が座って、みんなもさっきの位置に座る
菊丸「こちび、遅いのによく来たね」
大石「あぁ...本当に来るとは」
『だって寝れないっすもん...』
手塚が紅志に英語のワークを渡す
手塚「これをやればいい」
『うぇ...なんで』
手塚「それなら眠くなるだろう」
『ううう...』
紅志が縋るように僕を見てきた。
「手塚、紅志は君とは違うんだけど」
手塚「？」
手塚はわからないといった顔をしてくる
僕は後ろに座って、紅志を抱える
「明日部活ないんだし、寝なくても大丈夫だよ」
菊丸「そーそ！元々そのつもりで俺たちも不二の家来たんだし」
手塚「そうか」
大石「で、何しようか？」
「そうだね、せっかく集まったし」
乾「なにかゲームするか」
『...( ・д・ ﾎﾟｶｰﾝ…』
手塚「ならば数式」
全員「絶対やだ」
乾「なら怪談話はどうだ？」
菊丸「おぉ！いいね！面白そう！！」
手塚「ふむ...精神力を鍛えられるな」
「なんでも繋げるのは良くないよ」
みんなノリノリだけど2名、反対する人が
大石「なに言ってるんだ！もっと平和に」
『やだ...怖いのやだ....』
全員「(´^ω^｀)ﾌﾞﾌｫwww」
「大丈夫だよ。怖がってる方が集まるよ」
『びびってないもん！』
「w w w」
菊丸「じゃあ...俺からいくにゃ」
部屋の灯りを消して、英二から怪談話がはじまる
────────────────
『ひぃぃ...っ』
「大丈夫だから」
さっきから紅志がめっちゃ抱きついてくる。
可愛いからいいけどさ、英二の話が終わって、そこまでは耐えてた。でも大石の話になった途端みんな顔が青くなってビビり始めて...大石も大石で嫌がってたのに結構ノリノリじゃない
大石「手のあとが...付いてたんだよ」
『ひぃぃぃぃぃ！！』
紅志がものすごいスピードで僕のベットに潜り込んだ
「紅志、そこオバケ寝てるけど」
『うぁぁぁ！！？』
冗談言ったら凄い勢いで僕の所に戻ってきた。
菊丸「不二、やり方ひどいぞ」
河村「紅志が泣いてるじゃないか」
「僕の傍が安全なのに布団行くから」
大石「そうか」
こうして夜は更けてった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：プリン | 作成日時：2017年2月23日 18時
