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一週間後
『よっしゃぁぁぁぁ！！！』
越前「うるさい！」
『みろみろ！リョーマ！』
紅志がテストを広げてみせてくる
越前「へぇ、やるじゃん」
『へへっ』
点数は８７、不二先輩よっぽど仕込んだんだな
越前「でも、まだまだだね」
紅志に向けてテストをみせる
『うぇっ...九十』
越前「へっ」
『うぐぅ...ちくしょー！』
──────────────────
今日はいつもと少し違った。なんていうかピリピリしてる...原因は、こいつ
「だぁかぁらぁ〜...」
不二「あのさ、いい加減にしてくれる？」
「何なのアンタ？」
不二「こっちのセリフなんだけど。今僕達練習してるよね...邪魔しないでくれる？」
「はぁ？」
不二先輩がこんなにキレてるの初めてかもしれない。
「だから言ってんじゃん、練紅志だせよって。
俺は、あいつのオトモダチ、わかる？」
不二「紅志は君の事知らないって言ってるけど」
「あぁー！そうだそうだ、3年あってないからな？覚えてないのも当然だ。てことで」
不二「なにが？」
男が俺の後ろに居る紅志の手を掴もうとしたら不二先輩が男の手を掴んで止めた
「だいたい、アンタ誰よ？さっきから怖い顔しちゃってさ」
『...リョーマ』
越前「大丈夫、ちゃんと後いて」
不二「...」
不二先輩は男を睨みつけて腕を離さない
「はぁ、本当なんなの、アンタに用は無い。
紅志だせよって言ってるの」
不二「...」
「いてっ！いててててててて！！」
不二先輩が男の手を掴む力を強めた
男は痛そうに顔を歪める
不二「越前、紅志連れてみんなの所に帰って」
越前「でも不二先輩」
不二「越前...２回は言わないよ」
俺は紅志を連れて部長達の所に戻った
『リョーマ...不二先輩は』
越前「いいから、早く」
『でも、』
越前(はぁ...)
────────────────
越前「部長ー！」
みんなの所に戻った俺は部長にすぐ伝えた
手塚「...不二は」
越前「それが...多分」
後ろではしょげてる紅志を先輩達が慰めてる
手塚「まぁ、大丈夫だろう。不二も馬鹿じゃない。野暮な事はよっぽどがない限り」
越前「不二先輩ガチギレしてたんすけど」
手塚「急げ」
越前「うぃっす」
部長の後について行く
────────────────
手塚「...」
不二「やぁ、どうかした？」
ついた時不二先輩が笑顔で立ってた
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作者名：プリン | 作成日時：2017年2月23日 18時
