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放課後になった

越前「紅志...早く部活」

『うううううううう』

紅志を部活に連れて行こうとするけど、ずっと机に引っ付いたまま動かない

越前「小テストだったんだし、来週のテスト頑張ればいいだけじゃん」

『わからなかった...全然』

越前「はぁ...」

当分動きそうになかったから、テニスバック持って教室を出る

越前「じゃあ先に行くから」

『ん...』









────────────

教室から出て、しばらく歩いたら不二先輩と会った

越前「ちっす」

不二「やぁ越前......紅志は教室?」

越前「そっす」

不二「そう、ありがとう。」

不二先輩はそれだけ言うと教室に向かって行った




越前「...」









────────────────
『うぅ...』

教室を覗くと、紅志以外誰もいなかった。

「...」

教室に入って紅志の席まで近づいていく。
紅志は全然気づいてない

「部活サボっていいのかな?」

声をかけると、ビックリしてこっちを向いた

『ビックリした...』

「w w w」

『何笑ってるんすか...』

「ごめんごめん」

僕は紅志の前の席に腰掛ける

「部活行かないの?」

『行くっすよ...行くけど』

「まだ行きたくない?」

紅志の髪を撫でながら話を聞く

『...』

紅志は目を細めて気持ち良さそうにしている

「まぁ、筋トレだけだしね...今日は行かなくても大丈夫かな。手塚は怒るかもしれないけど」

『英語...』

「What are you doing now?」

『わ、...わっつ!?』

「今何してる?って事」

『いきなりぶち込まないで下さい』

「そうだね...じゃあ、これは分かるよね」

『?』

「I love you.」

『...私...好き』

「そうだね。君が好き」

『んなっ////』

紅志は顔を真っ赤にして何か言いたげに口を動かしていた

「クス...可愛い」

『真面目にして下さいよ...』

「真面目だけど?」

『っぅ〜...そうじゃなくて...!』

「ごめんごめん...じゃあ明日家においで。
英語教えてあげるから」

『...本当に』

「本当に、そんなに信用できない?」

『別にそういう訳じゃないですけど...』

不満そうに口を尖らす紅志が面白くてつい吹き出したら、また怒った

『なんで笑うんすか』

「可愛いなぁって思って」

『...』



外から部活の掛け声が聞こえ始めた。

「そろそろ行こうか」

『うぃっす』
バックを持って教室を出た

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作者名:プリン | 作成日時:2017年2月23日 18時

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