試合 ページ20
天気がいい...
越前「なにしてんの」
『...リョーマ』
越前「試合始まるよ...次でしょ」
『あぁ...え、誰か負けたの』
越前「...桃先輩が、6-4で負けた」
『...マジか』
俺はラケットを持って歩く
越前「頑張って」
リョーマが拳を突き出す
『おう、』
俺は拳を合わせた
『任せろ』
────────────────
竜崎「言うことは、特には無い。悔いのないようにやっといで！」
「『はい！』」
不二「じゃあ、サクッといこうか」
『うぃっす』
────────────────
試合が始まった。
相手からのサーブ
不二「っあ！」
不二先輩が返す。相手が追いついてクロスに打つ
『うぁ！』
「！」
相手の足元を抜く。
不二「ナイス」
『へへっ』
ハイタッチをして、次のサーブに構える
ﾋｭﾝｯ
「らぁ！！」
不二「！？」
『！』
ズバンッ
「15-15」
『はぁー...マジかよ』
さっきと全然速さ違うじゃん...
不二「相手にとって、不足なし...だね」
『へへっ、そっすね』
────────────────
ズバンッ
「ゲーム青学！4-3、チェンジコート」
不二「...」
『はぁ...はぁ』
俺はベンチに座る
竜崎「ギリギリだね、不二」
不二「はい、」
竜崎「こっちから見ると、なにも問題ないように見えるしそんなに苦戦するような相手じゃないように見える」
不二「えぇ...まぁそうだと思います。」
竜崎「大丈夫かい」
不二「えぇ、大丈夫ですよ...いくよ紅志」
『...はい』
ラケットを握る
不二「大丈夫...あまり力まないで、」
『すみません...』
不二「...」
嫌な予感がする
────────────────
不二「...」
紅志はラリーをしてる。相手と五分五分...いや、少し紅志が押されてるね。
『っあ！』
「ふん！」
『！』
ダッ
不二「...」
不意をつかれた..でも紅志は追いついた
『この、やろう！』
パァンッ
「...フッ」
不二「！」
僕は紅志の前に立つ。
『不二先輩』
不二「っあぁ！」
ズバンッ
相手コートの真ん中を抜く。
「30-0」
不二「大丈夫？」
紅志に手を差し出す
紅志は笑って掴んだ
『へへっ...ちょっと油断しただけっす』
不二「..うん」
腕を引いて立たせる、紅志はサーブポジションに戻って行った
不二(思い過ごしならいいんだけど)
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作者名：プリン | 作成日時：2017年2月23日 18時
